そんな女性に対する偏見・不平等を解消するべく始まった「Free The Nipple(乳首解放運動)」。
一日中ずっとブラを着けないで過ごす「National No Bra Day(ナショナルノーブラディ)」とともに、女性のシンボルである胸を主張した、女性への差別・偏見を訴えるムーブメントが、ここ数年世界中でヒートアップしてきています。
SNSで加速するセレブのメッセージ
2016年になった現在でも、いまだに色々な場面で目にする男女間の不平等。
世界のミュージックシーンで活躍するマドンナやマイリー・サイラスなどのセレブも、「Free The Nipple」にこぞって参戦。SNS上で、力強いメッセージを発信しています。
マドンナ
Madonnaさん(@madonna)が投稿した写真 - 2015 4月 2 11:03午後 PDT
歌手のマドンナは、Instgram上で
「お尻はOKなのにどうして乳首はダメなのかしら」
と発言し、自身の乳首を隠したヌード写真をアップ。
50歳を超えたいまでも、現役バリバリのトップシンガーとして活躍するマドンナらしい体当たりの主張。これには、仕事やプライベートに奮闘する女性たちも大きな勇気をもらったはず。
カーラ・デルヴィーニュ
Cara Delevingneさん(@caradelevingne)が投稿した写真 - 2014 7月 10 9:22午前 PDT
人気モデルとしてランウェイや映画に引っ張りだこのカーラ・デルヴィーニュも、男性と並んで自分の胸を披露。男性と女性の胸に、なんの違いもないことをアピールしました。
Cara Delevingneさん(@caradelevingne)が投稿した写真 - 2014 7月 10 8:38午前 PDT
さらに乳首のデザインが施された、こんなユニークなビキニ姿の写真も続けてアップ。
乳首は決して恥ずかしいもの、やらしいものではない。女性の胸は性的な意味合いで扱われるだけのものじゃない。だから女性は堂々と、自分の胸を誇りに思うべき!
そんなメッセージが伝わってきます。
マイリー・サイラス
Miley Cyrusさん(@mileycyrus)が投稿した写真 - 2014 12月 27 7:05午後 PST
Miley Cyrusさん(@mileycyrus)が投稿した写真 - 2014 12月 28 2:43午後 PST
個性派シンガーのマイリー・サイラスも、ユニークなコラボレーションでしっかり応戦。
マイリーは、「Free The Nipple」のTシャツで公の場に登場したこともあるんです。
まだまだ男性が優位に立つショービズ界で、子どものときから活躍するマイリーだからこそ、本当の意味での男女平等とは何かを、誰よりも知っているのかもしれません。
もどかしい気持ちはSNSで発信
世界の第一線で活躍するからこそ感じる男女の不平等。
セレブたちは、そのもどかしい気持ちをそれぞれのSNSを有効に使って発信しました。
女性のセクシャルについての問題意識は、彼女たちのSNSへの投稿とともに、ますます世界中で加速しています。
写真/getrtyimages
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