若い人たちが「セックス離れ」していると言われているけれど、実際のところはどうなの？ ということで、グリッティでアンケート※を実施。

結果から見えてきたのは、男女のすれ違いでした。

1年以上セックスしていない男女

Q．恋人とのセックスの頻度はどれぐらいですか？（セフレは除く）

男女ともに多くの人が「月に1回以上」と円満な様子。しかし注目なのは、次に多かった回答が、男女とも「1年以上していない」という点。セックス離れは本当に増えているのかも!?

そもそも日本性科学会によると、セックスレスとは「特別な事情がないのに1か月以上性交渉がない状態のこと」。つまり、定義上は3か月に1回程度でもセックスレスっていうわけ。

お互いに満足していればそれでもいいですが、アンケート回答者のエピソードを見てみると、

「相手はそこまで性欲がないようで、したくてもできない」（20代男性）

「本当はもっとしたいけど、嫌われたくないから誘えない」（30代男性）

「彼の性欲が弱いようで、誘っても断られてしまう。解消できないので、セフレがいるが罪悪感でいっぱいになる」（20代女性）

という声も。口にするのはなかなか恥ずかしい話題ですが、知らないところで浮気してた...ということにならないためにも、ある程度話し合いは必要なのかもしれません。

男性がしたいと思わない理由は「面倒くさい」!?

Q．あなたの性欲について教えてください

セックスの理想の頻度については、多くの男性が「できればたくさんしたい」と思っており、女性は「ほどほどにしたい」と考えているよう。しかし、なかには「まったくしたいと思わない」という人も。

そこで「まったくしたいと思わない」と回答した人に、セックスをしたくない理由について聞いてみました。

Q．したくないと思う理由を教えてください

女性の回答で最も多かったのが、「そもそも性欲がおこらない」ということ。詳しく見てみると

「性欲より睡眠欲のほうが強い」（20代女性）

「性欲がないのかも。女性向けのアダルトビデオを見て気持ちを盛り上げようとするけれど、やっぱりなんとも思わない」（20代女性）

という意見。また、男女ともに「仕事が忙しすぎて、気力や体力がセックスにまでいかない」という理由も多く見られました。

一方男性の回答で最も多いのは、なんと「面倒くさい」という声...！ 女性としてはさみしくなる結果ですが、

「雰囲気がないとよく言われるが、彼女のいう雰囲気がわからない。そういうのがだんだん面倒くさくなった」（20代男性）

「相手に何回も断られるうちに誘いづらくなり、いまは誘おうとも思わない」（30代男性）

と、セックスそのものが面倒というよりは、恋人とのコミュニケーションがうまくいっていないことが主な原因のよう。

今回のアンケートで印象的だったのは、「したいときに相手がその気じゃない」「本当はしたくないけど、嫌われたくないから仕方なく...」という、相手を思うが故のすれ違い。恋人であってもそういう話ができないのは、日本ではまだまだ「セックス=恥ずかしいこと」という印象が強いのかもしれません。

次回は女性編、男性編と詳しく見ていきたいと思います。

※調査期間／2016年5月30日〜6月19日、有効回答数／3,388人、調査対象／25〜34歳の男女（グリッティ調べ）

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