キスで感染する病気、その名も「キス病」。

過去に、お笑いコンビ「爆笑問題」の田中裕二さんが感染したことで話題になりましたが、「伝染性単核球症」という病気で、キスからの感染が多いことから「キス病」と呼ばれています。

キス病って何?

感染原因は、感染者からの唾液。「EBウイルス」というヘルペスウイルスの仲間の感染で起こる病気なのですが、キスや飲み物の回し飲みなど口経由で感染するそう。

恋人とキスするときに身構えてしまうような事実ですが、このウイルスは、ほとんどの人が小児期に感染しており、いつの間にか抗体ができているのだとか。

ただし、大人になってから感染した場合は、症状が重く出てしまうこともあるそう。やたらと警戒する必要はなさそうですが、もし自分や彼の体調がすぐれないようだったら、キスや回し飲みは避けたほうが無難。

ちなみにキス病の主な症状は以下の通り。

キス病の症状

・倦怠感(だるさ)

・38度以上の発熱

・のどの痛み

・首のリンパ節のはれ

・湿疹が出る

・肝臓や脾臓の拡大、肝機能異常 など

抗体を持ってると再感染はしませんが、免疫力が落ちると発症する場合もあるとのこと。

また、発症しても数週間程度で自然に直ることもありますが、自分で判断せず、なるべく病院で受診してもらうようにしましょう。

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※この記事は2012年11月に公開した記事を再編集しています。

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