小さいころから「皆好きになりましょう」と教えられてきた方が多いかと思いますが、じつは、「嫌い」と感じることはとても大事なことなのです。
「好き」も「嫌い」も、どちらも私たちが感じる感情ですが、この感情のアクションは「感じる」か「やめる」かしかありません。
ハートにドアがあったとして、開いていればいろいろな感情が出入りしますし、閉まっていれば感情の出入りはありません。
つまり、嫌ってはいけないと「嫌い」の感情をやめようとすると、「好き」という感情まで止まってしまうのです。
感じたい感情は選べる!
と、ここまで聞くと「感じたい感情だけ選べたらいいのに」と思うかもしれません。
でも大丈夫! 私たちは感じたい感情に焦点を当てていくことができます。感情は誰かに感じさせられているものではなく、自分自身が感じているものですから。
たとえば、すごく腹が立っているとき「そういえば、あんなことやこんなことも!」と次々と腹が立ったことを思い出すことがあるでしょう。
これは、「怒り」に焦点が当たっている状態。
つまり、感じる感情のうち「うれしい・楽しい・好き・すごい・よかった・素晴らしい・素敵」などのポジティブなものに焦点を当て、言葉に出して表現するようにしてみると、感じたい感情だけを選べるようになるのです。
さらに、そうすることであなたは何でよろこぶ人なのか、周りの人にわかりやすくなります。
男性にとって女性は謎がいっぱい。あなたがわかりやすい女性であるほどアプローチされやすくなりますよ!
※この記事は2012年10月に公開されたものを再編集しています。
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文/大塚統子
photo by PIXTA
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