でも、仕事が終わって鏡を見てみると、疲れ切った自分の顔にショックをうけることがあります。
なぜ夕方になると老けて見えるの?
たとえば、同じ場所に立っているだけでも足は疲れます。それは重力のせい。
顔の筋肉も同じで、知らない間に重力に負けて疲れ顔になってしまうのです。
とくにデスクワークを長時間していると、無表情にしているつもりでも筋肉は緊張しており、夕方になると疲れ顔や老け顔になってしまいます。
しかも、疲れ顔はファンデーションをいくら塗り重ねても、ごまかすことはできません。
たった1分でできる表情筋エクササイズ
ファンデーションでもごまかせない疲れ顔を解消してくれるのが、表情筋エクササイズ。エクササイズの後20~30分たつと、末梢の血流も高まり代謝も活発になり、顔色も化粧のノリも良くなるのです。
そのため、デートの1時間前ぐらいに行うと効果的。顔にハリが戻り、表情も豊かになります。
そんないいこと尽くめの表情筋エクササイズを、『10歳きれい! 10年後もきれい! オーラル宝田メソッド』(朝日新聞出版)でチェック。
うがいエクササイズ
疲れ顔に見える原因のひとつがほうれい線です。うがいエクササイズでは、ほうれい線を薄くする効果があります。
1. うがいをするように右頬を膨らませて、8まで数える
2. 同じように左頬も行う
3. 次は上の歯ぐきと上唇の間を思い切りふくらます
4. 続いて、下の歯ぐきと下唇の間を思いきりふくらます
5. 最後は、目を大きく開き両頬とくちもとをいっぺんにふくらます
5のとき、口を閉じているのが苦しくなるくらいの空気圧をかけるのがポイントです。1~5までを1セットとして、可能なら2セット行いましょう。
(本書P.38、39より引用)
50音エクササイズ
さらに緊張状態にある表情筋をほぐして、鍛えることも大切です。
表情筋全体を鍛えるなら大きな口をあけて、50音を読み上げましょう。
「あ、い、う、え、お」と1音ずつ、ゆっくり大きな声で発音。とくに母音が「う」「お」になる1音は思いきり口を突き出して発声しましょう。
会社などで、大きな声を出せない場合は、音を出さずに口をあけるだけでもOKです。顔全体の筋肉の動きを意識しながら、可能であれば2~3回繰り返しましょう。
(本書P.50、51より引用)
そのほか、「ウー、ンー、パッ、ニッ!」と10回程度言う「ウンパニエクササイズ」も表情筋を鍛えるのに最適。
毎日継続的に行っていると、筋肉がスムーズに動くようになり、自然な笑顔を作ることができます。
道具いらずで顔の筋肉を動かすだけなので、ちょっとトイレに行ったときにササッとできるものばかり。疲れた顔をリセットして、デートも女子会も思いっきり楽しみたいところです。
[10歳きれい! 10年後もきれい! オーラル宝田メソッド]
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