王室御用達の窯、ロイヤル・コペンハーゲン
240年ほど前に、当時の女王さまの保護のもとに生まれた磁器ブランド、ロイヤル・コペンハーゲン。デンマークが現在デザイン大国と呼ばれている、出発点のブランドとも言えます。
代表的な柄は、繊細ながらものびやかに描かれたパターン、ブルーフルーテッド。これは、最初につくられたディナーセットのパターンで、「パターン No.1」とも呼ばれています。
自分のイニシャルがついたマイマグ
開窯240周年を記念して、そのブルーフルーテッドのアルファベット・マグが生まれました。その由緒正しい上品さ。自分のイニシャルがついたマグは、やはり「私のもの」だという愛着がわいて、より大切なものに思えます。
裏にも、ハンドペイントの絵付けが。
ずっと買い足していける安心感
1775年に生まれたパターンが、21世紀になってもつくり続けられている伝統的なブランド。家族からゆずり受けた古いディナーセットに新しいアイテムをくわえたり、割ってしまったピースを買い足したり。
「白夜の空の色のよう」といわれる澄んだコバルトブルーの絵柄はほかのパターンともあわせやすいので、デンマーク人はいろいろな食器と組みあわせてオリジナルなディナーセットをつくって楽しんでいます。
ブルーフルーテッド最上級ラインの「フルレース」。ユーミンがお嫁入り道具に選んだパターン、と聞いたことも。
すこし高価でも、お気に入りの美しいものを長く使う。そんなデンマークスタイルを、このマグカップから取り入れてみるのもおすすめです。