そんな複雑な気持ちを持ちつつ、この春、復職する女性たちを応援するwomenwill #HappyBackToWorkキャンペーンが3/14よりスタートしました。
Googleが呼びかける女性の働き方提案
Googleが行っている働く女性を応援するwomenwillプロジェクト。過去1年間に投稿された働くママを応援する数々のアイデアを分析し「企業・社会」「パートナー」×「働き方」「育児のあり方」という軸で発信しています。womenwillは、これらのアイデアに対しを賛同するサポーター企業・団体が名乗りを上げ、実践することで、より女性が活躍できる社会を作っていくという取り組みです。
今回まとめられた代表的なアイデアは、
「在宅勤務が普通にできる社会に」
「時間ではなく成果で正当な評価を」
「会社の歓送迎会は夜ではなくランチ会にしよう」
「帰社時の「すいません」禁止」
「育児家事って"手伝う"ものじゃない。当然"シェアする"ものなんです」
「#HappyBackToWork」より引用
そうなったらいいな、そうして欲しいという、リアルな声が反映された働くママにはうれしいアイデアが並びます。
また、14日に行われた#HappyBackToWork WEEKS発表会では、会場の声に対して参画企業担当者がアイデアを出し合うディスカッションも。仕事と育児以外にかがやく時間を持ちたい!という願いに対し、「志し共有。社員同士、お互いのライフプランを感じ合う(ことで実現させよう)」「自分だけでなく、子どももかがやくことを意識する(託児に預けて働いたり身だしなみを整えにいくことは悪いことではない、その間子どもも新しい発見やかがやく時間を過ごせている)」といった意見が。さらに、「権利主張の前に職務を果たす意識を持つ」といった当たり前だけど忘れてはいけない声も。
やりたいことをやる、諦めないことが重要。ママというライフステージだからできることもたくさんある。
リアルなワーキングマザーの声を届けます
マイロハスを運営する(株)メディアジーンも、この活動にサポーター企業としてキャンペーンに参加しています。
私たちが取り組んでいくのは、マイロハスや姉妹サイトcafeglobeを通じて、先輩ワーキングマザーの「BackToWorkストーリー」を紹介していくこと。
子どもを産み、育児をして、社会から離れている期間が長いほど復職前は本当にいろんな不安を覚えます。はじめはわからないことだらけで、ストレス......。でも、同じ経験をした先輩たちのアドバイスやストーリーを聞くことで、悩みの答えが見つかり、新たな発見や自分らしく働くこと、働き方がみえてきたらステキだと思うんです。
復職時の不安は、きっと解消できる
まずは、先日マイロハスで行った復職経験者へのアンケートからうれしい結果をご報告。
Q:復職前不安に思っていたことを教えてください。
A:「育児との両立」「勘が戻るかどうか」「社会人として、自分でもちゃんと通用するのか」「時短で仕事をこなしきれるのかどうか」「時間のやりくりできるか」「保育園に預けられるか」「保育園に預けることが不安だった」 など
上記のように、復職前にはさまざまな不安を持っていたと回答していましたが、
Q:復職してみて、その不安は解消されましたか?
解消された...43%
解消されない...6%
新たな不安や悩みが次から次へでてくる...31%
その他...20%
復職後に、悩みが解消されたと回答した方が一番多く、解消されないと答えたのは、わずか6%でした。新たな悩みが次から次へという回答も2番目に多かったのですが、育児や仕事にはつねに不安や悩みが生じるものと割り切れば、復職前の不安はほぼ解消されているのではないかなと思います。
実際、復職を2度経験した立場で言わせてもらうと、1人目の育休から復帰するときは、とても不安で毎日緊張していました。復帰してからもしばらくは自分のペースがつかめず、子どももなかなか保育園に慣れず......「何してるんだろう?私」とブルーになったことも。思わず手帳に「とりあえず1ヵ月がんばる!」と太文字で書いてしまったほど。でも、気づけば1ヵ月、2ヶ月とすぎて、産休前のように動けるようになり、時短勤務のペースもつかめ働けるようになっていました。そう、人って慣れるんです。
そして自分なりの働き方をして仕事に貢献していければ、やりたいことはできるようになるし、きっと道は開ける! と思っています。ちなみに、2人目の復職時は、もう手帳にそんなこと書くことも忘れ、復職前に6カ月定期をドーンと買えるくらい仕事に戻るのが楽しみでした。やっぱり働くって楽しいんです。
ワーキングマザーあるあるが詰まった #HappyBackToWorkコンセプトムービー
引き続き、心地よい働き方を探しながら今日も奮闘している先輩ママたちのストーリーを展開していきます。
(マイロハス編集部・丸山)