お米は玄米をストックしているので、そのときの体調やおかずの組み合わせで分付きや白米など選んでいます。それから精米してから日が経つと、どうしてもお米の表面のぬかの油分が酸化してしまいます。そのぶん精米機だと、そのつど精米するから新鮮。
精米機のよさはもうひとつ。「ぬか」が手に入ること。
ぬかは、焼き菓子に入れたり、揚げ物の衣に加えたり、鶏のえさにもします。ある友人は 洗顔に使っているとか! ぬかの成分でお肌がつるつるもちもちになるようです。(ぜひ試さなきゃ)
そして、ぬか漬け。なかには、先代から使わる秘伝のぬか床なるものも世の中にはあるようですが、うちは「食べたいときに作る」という、刹那的ぬか床。
材料は、ぬかと塩糀と昆布です。じつは塩の分量を間違えてつくってしまった塩糀が大量にあって(笑)、それをなんとかしようと思いついたのがこのぬか漬け。なので、実際につくるときは、味を見て塩を足してくださいね。
ぬかに塩糀を加え、そこに水を入れて全体に馴染ませます。野菜からの水分が出るので、あまり水っぽくしないほうがいいでしょう。味見して「ちょっとしょっぱいな」くらいにするとちょうどいいです。ここに刻んだ昆布を加え、野菜を漬けます。
定番は人参、かぶ、大根、かぼちゃ、きゅうり、茄子。ゴーヤーもおいしいし、コリンキーもおいしい。水気が多くなったらぬかと塩、塩糀を足して継いでいけばいつでもぬか漬けが食べられるというしあわせ。
ああ、炊きたてごはんが食べたくなりました。
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