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懐かしの和の道具で料理をしたから、気づけたこと

2016/02/22 23:00 投稿

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自宅にあるキッチンツールであまり活躍していないもの、ありませんか?

ABCクッキングスタジオでは1dayレッスンを開催しています。1月、2月に開催されたのは、日本の工芸をベースにしたアイテムを販売する中川政七商店と東京ミッドタウンにあるABC Cooking studio plus internationalとのコラボレーションによる「日本の伝統 × 食を学ぶ和の道具で作るごちそう和食」というレッスン

ふだんは手にしない道具の使い方を学ぶ

ABCクッキングスタジオのオリジナルレシピで海鮮太巻き、茶わん蒸し、でっちようかんの和食3品を学ぶスタイル。ここでポイントになるのは、セイロ、盤台、竹の皮、まきす、さらしという、自宅ではあまり使わない道具を使うこと。

このレッスンの参加費は中川政七商店の「やわらかい花ふきん」のお土産付きで5,000円(材料費込み)でした。今回、レッスンにおじゃまし、どんなことが学べるのかをのぞいてきました。

メニューのひとつ、でっちようかんでは、セイロと竹の皮を使います。私もセイロを持っていますが、遠い昔に使ったきりです。竹の皮はやわらかくするため、あらかじめ水につけておきます。

端をちょっと切りとって、ひもをつくります。竹の皮に包まれたようかんを買ったことはあっても、竹の皮を使って料理をしたことがある人は少ないですよね。参加者の皆さんも緊張しながらの作業です。

セイロは今回のレシピの茶わん蒸しでも、具の海老の下ごしらえから大活躍。下に置いた鍋にたっぷりのお湯を入れ、その湯気で蒸します。セイロはとても熱くなるので、かならず軍手やキッチンミトンを使うこと。

竹の皮にこしあんと、さつまいもをならべていきます。

竹の皮でつくったひもで結んだら、セイロの中へ。

蒸しあがった完成品はこちら。結んだ状態で切って、お皿にならべてみんなでいただくところまでが今回のレッスン

道具の力を使いつくす

最近は1つで何役もできたり、手間をぐっと減らしてくれるキッチングッズがたくさんあります。でも、こういう1つ1役の道具の力をしっかり使いつくしてみるのは、その作業の意味と向き合うので日常の質をあげられそう。

料理教室のクラスを選ぶとき、料理の種類ではなく、どんな道具を使うかで選んでみると、また世界が広がるかもしれません。レッスン予約はこちらにて。※定員に達している場合もあります。

中川政七商店,ABCクッキングスタジオ

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