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子どもは大人の3倍花粉を吸う? いますぐ始めたい花粉症対策

2016/02/22 18:30 投稿

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暖かくなるのは嬉しいけれど、そろそろ目がかゆくなってきました。今年も花粉から身を守るシーズン到来です。

そこで花粉対策の方法を内閣府政府広報室の情報からまとめてみました。

花粉症の予防策

・充分な睡眠や適度な運動など、規則正しく生活をすることで正常な免疫機能を保つ。

・鼻の粘膜を正常に保つために、風邪をひかない、たばこを吸わない、過度の飲酒をしない。

・医師と相談のうえ、抗ヒスタミン薬を服用するなどの初期療法を用いる。

症状悪化を防ぐ方法

・外出時はマスク、メガネ、帽子をつかい、衣類は花粉のつきにくい綿素材をまとう。

・洗濯ものは屋内に干す。

・家に入るときは花粉をよく落としてから入る。

・室内は濡れぞうきんで拭き掃除をする。

・目や鼻のなかは生理食塩水をつかい粘膜を痛めないように洗う。

・医師と相談のうえ、レーザー治療などの外科的療法を用いる。

上記はよく言われることですが、改めて見直したいところ。また、ほかにも重ね着などの工夫で花粉をつきにくくする方法があります。

ウールの衣類は花粉がつく

朝晩は冷え込むのでウールの衣類を着たいものですが、なんとウールは花粉付着数が綿の約10倍にものぼるのだとか。絹や混紡でもウールの約5分の1です。そこでウールの衣類を着る場合はその外側に綿素材のものを着るとよいそう。

また歩行中のスギ花粉垂直分の比較では、地下街にくらべて高層ビル周辺では約3倍の量に。さらに背の高さから考えて、都会では子どものほうが大人より約3倍の量の花粉を吸ってしまう可能性もあるのだそう。子どもが花粉症の場合はできるだけ高層ビル周辺に連れていかないよう心がけたいものです。

そして室内に入った花粉の除去はつい掃除機ですませたくなりますが、できれば花粉が舞い上がらないように、濡れぞうきんで水拭きするのが一番なのだとか。なかでもスギ花粉は水に弱いのでより効果的です。

(財)気象業務支援センターによると、花粉症の主な原因となる植物とその飛散時期はスギは2月~4月、ヒノキは3月~5月となっています。また花粉飛散量がわかる「環境省花粉観測システム(愛称:はなこさん)」は平成28年は3月上旬からの運用ということなので、こちらもぜひ参考にしたいと思います。

政府インターネットテレビ:花粉から身を守ろう ~花粉症のメカニズムとその対策~

image via Shutterstock

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