今日のおやつは、岐阜で求めた「岡女堂」の、甘納豆。大阪・堺の甘納豆の老舗「青山盛月堂」で修行された初代が、昭和21年に始めたお店。現在の店主は3代目です。
注文すると、ガラスケースにずらりと並んだ色とりどりの甘納豆を、その場で箱に詰めてくださいます。甘納豆と言っても「大納言」「金時」「とうろく」「おたふく」と、粒の大きさや食感もさまざま。4日かけて、ゆっくり少しずつ丁寧に、蜜を含ませつくるそう。豆以外に、糖衣をまとった栗やさつまいもも揃っています。
私は、岐阜を代表する美濃焼の壺に、2種類の甘納豆を詰めていただきました。不織布の小さな風呂敷で、きゅっと見目よく壺を包み、どうぞと手渡していただくとき、よろしければと添えてもらった「おすそ分け袋」。「甘納豆は鮮度が大事なので、できるだけ早く食べていただきたいのですが、なかなか一度に食べきれないという方もいらっしゃるので。ご近所さんやお友だちへも分けていただけるように小さな袋をつけています」とのこと。なんとも嬉しい心配りです。
コメント
コメントを書く