なかには「まく以外に豆の使い道がなくてもったいない」なんて声も聞こえてきますが、豆まきの豆は、美容と健康に福をもたらすヘルシーサラダを作るのにぴったりなんです。
節分豆を使った美腸レシピ
大豆に含まれる良質な植物性たんぱく質や食物繊維、ビタミンB1などの栄養は、生のままでは消化吸収しにくく、一般的に納豆、豆腐、などに加工されます。
一方、豆まきに使われる「福豆=炒り豆」は大豆の栄養を丸ごと摂ることができます。
さらに、ヨーグルトと一緒に食べる「福豆のヨーグルトもどし」にすると、ヨーグルトに含まれる動物性たんぱく質が、大豆に含まれる鉄やカルシウムなどのミネラルの吸収を助けるメリットも得られるのだとか。
管理栄養士・岸村 康代さんによると
大豆に含まれる食物繊維やオリゴ糖と、ヨーグルトに含まれる乳酸菌を両方摂ることでの相乗効果により腸内環境が改善され、正月太り対策や糖尿病などの生活習慣病予防にも効果が期待できます
(一般社団法人DRY and PEACE・福豆のヨーグルトもどしより引用)
と、いま人気の「腸美容」にも役立つそうなのです。作り方はとてもかんたん。
福豆のヨーグルトもどし 基本の作り方
1.蓋付きの容器に、適量の炒り大豆と、炒り大豆の重さ2~3倍量のプレーンヨーグルトを入れる。
(例)炒り大豆50gに対して、ヨーグルト100g
2.ヨーグルトが全ての豆にムラなく絡まるよう、よく混ぜる。
3.容器に蓋をして冷蔵庫で約8時間置いたら完成。
(一般社団法人DRY and PEACE・福豆のヨーグルトもどしより引用)
完成した福豆ヨーグルトに、キュウリやハム、玉ねぎを混ぜ、マヨネーズと塩・コショウで味を調えれば、美味しい美容サラダの出来あがりです。サラダ以外にも、ハンバーグやサンドイッチの具材にするなど、アレンジの幅もひろがります。
本来、節分は無病息災を願う行事ですが、年末年始でゆるんだからだが気になるときは、「お正月太りは外! 美しい私は内!」と言って豆まきするのも悪くはなさそうです。
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