「愛してる」なんて、普段照れくさくて言えないという人は必見です。なんと家族から愛の言葉をかけてもらったとき、人は気持ちだけでなく体温も変化するということが、パナソニックの実験で判明しました。

「愛の言葉」で副交感神経が活発に

実験では、目の前にいる家族への感謝の気持ちや愛の言葉を記した手紙を読み上げ、プレゼントを渡すというサプライズを行い、その一連のやり取りの間中サーモパイル赤外線センサーによる体の表面温度を測定しました。

感謝の手紙を読んでもらった後の鼻頭の表面温度を「愛の言葉を伝えられた後の体温」として採用。その結果、愛の言葉を伝えられた人の体温が最大で1.2℃上昇、 6組の平均で約0.8℃体温が高くなったのです。その際の動画がこちら。

LOVE THERMO #愛してるで暖めよう

この実験に、広島国際大学の高尾文子先生は「愛の言葉で副交感神経が活性化し、体温が上昇することを明らかにした、意義ある実験」とコメントしています。

愛の言葉で免疫力アップ

「体温が1℃下がると免疫力は30%ダウンする」と言われています。では逆に「愛の言葉で免疫力がアップする」とも言えるのではないでしょうか。

沢井製薬のサイトによると、毎朝一気に体温を高めることで1日の体調がよくなるそうなので、朝の「いってらっしゃい」の前に想いを伝え合うのもいいですね。

なかなか愛の表現をしてくれない家族には、この実験結果を伝えつつ、言葉をおねだりしてみてもよさそうです。

[パナソニック, サワイ健康推進課]

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