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風邪をひいたかなと思ったら少食に【あるベジタリアンの食卓】

2016/01/16 13:00 投稿

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今年の冬はずいぶんとあたたかいなあと油断していたら、急に冷え込みはじめましたね。寒くなって空気が乾燥すると、風邪やインフルエンザが流行ったりするものです。『家庭でできる自然療法』(東條百合子著/あなたと健康社)には、風邪についてこんなふうに書かれています。

大食、過食、連食をして胃腸がくたびれるとかぜに負けやすくなります。断食中にはどんなに寒くてもかぜをひかないものです。何かを必死にして気が張っている時もかぜをひきません。
つまり、自律神経が活発に働いてくれるからです。気持ちがだれたり、くよくよしたりなどの時は、自律神経は疲れますから働きにくい。その上胃腸が弱ったら年中かぜをよびこむようになります。

『家庭でできる自然療法』P173より引用

体や気持ちが弱ると、食べて栄養をつけなければと思いがちですが、ここでおすすめされているのは、間食をやめること、よく噛んで食べること、食事は腹八分目にすることです。

また、ごはんにすりごまをたっぷりかけて食べることや、梅干しを1日に2個食べることも風邪の予防にいいとされています。私自身も、胃腸が弱っていると、全身がなんとなく疲れた感じがして、エネルギーがわいてこない感覚があります。食べた物を消化するのには、たくさんのエネルギーを必要とします。

エネルギーを消化ではなく、体の修復に使えるよう、風邪かな、なんだか体調が悪いなと思ったら、少食にするか食事を抜くかして、梅醤番茶を飲み、夜は早く眠ることにしています。そうすると、不調が長引くこともありません。

今日食べたもの:きんかんの黒糖煮

『家庭でできる自然療法』(P174~175)によれば、きんかんを丸ごと黒糖でジャムのように煮たものは、何年でも保存でき、そのまま食べるか熱い湯を注いで飲むと、せきや風邪に効くとあります。

きんかんは洗って、ヘタを取ります。半分か1/4に切って種ごと鍋に入れ、黒糖を加えます。そのまましばらくおき、水分が出てきたら火にかけてきんかんがやわらかくなるまで煮ます。以前、実を丸ごと煮たことがあって、これもおいしかったのですが、今回はお湯で割って飲みたいと思い、小さくカットしました。

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