いろいろなお酒を飲みあわせたり、うまみ成分のあるものを食べ過ぎてしまって、翌日は頭痛、吐き気、消化不良などで起きていられない状態に......。そんなことがないように、かしこく二日酔い対策をしたいもの。
いろいろ便利な薬が出ていますが、ナチュラル成分を好むフランス人はどんなものを試しているのでしょうか。今回は、「吐き気」や「嘔吐」、「胃のむかつき」の2点の対処法をご紹介します。
「吐き気」や「嘔吐」の症状がある場合
食べ過ぎたり、お酒を飲み過ぎたりして、嘔吐や吐き気に悩まされたら、肝臓を洗浄してくれるオーガニックレモンのエッセンシャルオイルがいいそう。
吐き気をもよおしたら、ひとさじ分のハチミツに1~2滴のレモンオイルを垂らします。もしくは、ひと塊の砂糖に垂らすのも良いそう。ただし、妊婦さんや強い日射しにあたる可能性のある人は避けること。
「胃のむかつき」の症状がある場合
食べ過ぎや飲み過ぎによる胃のむかつきには、胃で生成される酸と反応を起こしてアルカリ化するための重曹(掃除用のものとは成分が少々異なるものが薬局で売られています)を飲むのが一般的です。この重曹が、痛みの原因となる酸の過剰分泌を中和してくれるという仕組みなのだとか。
使い方は、薬局でパウダー状のものを買い、1リットルの水の中に小さじ1杯の重曹を入れます。症状が続く場合は、これを1日に3杯飲むといいそう。ただし、ほかの薬を飲む場合は3時間ほど間隔をあける注意が必要です。
なによりも、新年会続きの人は、食べ過ぎ・飲み過ぎに注意した、上手なペース配分を心がけましょう。
※出典「sante magazine」
※この記事は2013年1月に公開された記事を再編集したものです。
Top、lemon、baking soda via Shutterstock
(下野真緒)
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