食べすぎ飲みすぎはもちろんですが、普段は口にしないようなお菓子や加工品を食べたり、不規則な食生活が続いたりした結果、身体によくないものが溜まっているようなどんより感がぬぐい去れないのです。
そんなときにいいのが、「七号食」というデトックス法。
玄米だけを食べる究極のデトックス法
七号食とは、10日間玄米ご飯だけを食べるという食事法です。飲み物は水かお茶のみ。玄米ご飯にごま塩をかけるのはOKですが、ほかのおかずは一切なし。どうしても我慢できなくなったら、無添加の梅干しは可。
10日間で約3~4キロの減量ができ、また玄米が身体のなかをデトックスするので、肩こりや冷え性など様々な不調まで改善できると話題になっています。
真の目的は精神のデトックス
ダイエットとして取り入れる人も多い七号食ですが、本当の目的は痩せることではないのだそう。
「"食"の重要性を体感し、食・健康を見つめ直し、ライフスタイルをチェンジすること」にあるのです。つまり、「身体の変化」は"実感"のための大きな"証拠"であり、それによって「心の変化」が起きるのです。(中略)食べ物に支配されていた精神、食べ物に支配されていた健康、これらを自らの意思でコントロールすることができるようになり、食と健康に関する「自由」が手に入ります。
(結わえるHPより引用)
食への考え方を見直し、ライフスタイルまでも変えてしまう。それが七号食を行う目的なんです。
食の節制は味覚や心を変えられる
じつは私、20代半ばまでかなり乱れた食生活を送っていました。
スナック菓子1袋、クッキー1箱、板チョコ1枚にアイスクリームひとつを毎日食べきっていたし、そのうえファストフードやレトルト食品もガンガン食べるという有り様。
さすがにこれではいけないと、お菓子やジャンクフードを控えるように心がけたのですが、最初の2週間くらいは本当に苦しかったことを覚えています。甘いものや脂っこいものが食べたくて食べたくて......。
ただ、そこを抜けると楽になり、それどころか「食べたい」とすら思わなくなっていました。
今でもお菓子は食べますが、本当に少量で満足できるようになったし、甘いものが食べたいと思っても、チョコやクッキーではなく、果物の甘さがほしいと思うなど、味覚や精神が変わったことを実感しています。
「なんとなく身体が重い」という感覚は、ダイエットで払拭できるものとはまた別。体内はもちろん精神までデトックスすることで、身体の重さから解放されるような気がします。
[結わえる]
image via Shutterstock
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