そこで、「美人収納」の達人、収納スタイリストの黒田みかさんに、狭い部屋でもできる収納のコツを教えてもらいました。
本は箱にブックエンドを入れて収納
読み終わった本は、箱などに入れて収納しておくのが黒田さん流の方法。しかも、箱の中にブックエンドを入れ、本が倒れるのを防止。
背表紙を上にして収納すると倒れやすいという難点も、この方法なら解決できます。部屋がせまくて本棚を置く余裕がないというときに、まねしたいテクニックですね。
かさばりやすいタイツは仕切りで収納
この時期のファッションに欠かせないタイツですが、かさばるうえに、履きたいタイツが見つからなかったり、いざ履いてみたら「黒だと思ったのに紺だった」なんて失敗をしたりということも......。
黒田さんは、引き出しや衣装ケースに別のケースを入れて、細かく仕切りを作ってタイツを収納しているそう。
これなら一目見てどんなタイツかがわかるので、探しやすくなります。また、黒~グレー~茶色というように、色の濃いものから順に並べておくと見分けがつきやすく、間違えた色を履いてしまうというミスも少なくなるそうです。
細かいメイク道具は取り出しやすく
細々したメイク品は、アクリルケースなどに細かく分けて収納しておくといいのだとか。
透明のケースだと横から見ても何が入っているのかわかりやすいし、小分けにしておくことで、メイク品がぐちゃぐちゃになることを防いで、使いたいものをワンアクションで手に取れます。
四角形のケースを常備
黒田さんの収納術で多用されているのが、「四角形のケース」。大きなケースのなかに小さなケースを入れて仕切りを作ることで、スッキリした収納になるのだそう。
ケースは、四角形を選ぶのがポイントです。角が丸みを帯びていたり、台形っぽい形のものだと、ケースとケースを組み合わせたときにきれいにはまらず、デッドスペースができてしまうとのことなので注意しましょう。
「収納ケースを探すのは通販が意外におすすめ。持ち帰る手間も省けるし、いちどにたくさんのアイテムを探せます。ベルメゾンデイズ、LOHACOなどで探すことも多いです。無印良品のWEBサイトも定番」と黒田さん。
黒田さんが提案する「美人収納」とは、収納をすることで見た目だけでなく心まできれいになれるということなのだそう。今年のうちに部屋をとことんスッキリさせて、気持ちよく新年を迎えたいと思います。
黒田みか
クローゼット整理収納スタイリスト/パーソナルコーディネーター
ファッションコーディネートとメイクアドバイスもできる、整理収納サービス「美人整理術」を提案。
image via Shutterstock
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