なかでも最も効率よく部屋を暖めることができるのが「エアコン」。ほかの暖房機器と比べて、同じ電力で5〜6倍の熱をつくり出すことができるのですが、さらに節電できる方法があるのです。
フィルターの掃除はこまめに
2週間に1回程度が理想とのことです。こまめに掃除していれば大掃除の仕事もひとつ減りますし、年間5%省エネできるそうですよ!
設定温度は22〜24℃が理想
一概にはいえませんが、1℃温度が違うと5〜10%程度消費電力が変動するそうなので、1枚余分に羽織るなどして必要以上に高くしないよう心がけたいですね。
カーテンやブラインドを閉める
厚手のカーテンをした場合は、カーテンをしなかった場合に比べて消費電力量が12〜17%削減されるそう。窓に断熱シート(梱包に使われるプチプチなど)を貼れば、なおグッドです。
風は下向きに
暖かい空気は上昇するため、エアコンの風向きは下に向けることで効率よく暖められるそう。
エアコンの室外機全面をふさがない
いらないダンボールが置きっぱなし......なんてことがありがちですが、熱交換の効率が悪くなるそうなので気をつけたいです。
ほかにもエアコンの電力を抑えるポイントとしては次のような方法が挙げられます。
・床に断熱シートやカーペットを敷く
・部屋のドアやクローゼットを閉め、暖房範囲を狭くする
・部屋を出る30分前にスイッチをOFFにする
・風量は自動調整にする
まだそこまで寒くないかも...という方や、エアコンと併用におすすめなのが「こたつ」。
エアコンに比べると、消費電力は約半分で1時間あたり4円〜5円程度とお財布にも優しいんです。掛け布団を2枚にする、敷き布団の下に断熱効果のあるマットを敷くなど工夫をすると、さらに電力が抑えられます。
こたつはスペース的にちょっと...いう方は、電気毛布もアリかも。消費電力はさらに少なく(概ね1円〜2円/1時間)だそう。どちらも寒さ具合によってエアコンと使い分けると、お財布に優しそうです。
日本海側では雪の便りが届くころ。暖房機器を上手につかって、暖かく過ごしましょう。
※この記事は2012年12月16日のマイロハスの記事を再編集したものです。
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