仕事はもちろん、年末年始の準備に忘年会の予定なども重なり、気づけば家族全員がお疲れモードなんてことも......。だからこそ、この時期はいつも以上に体調に気を配りたいところです。
そんなバタバタしがちな年末を元気に乗り越えるためには、「本しめじ」を食べるといいのだそうです。
疲労回復、二日酔いの不調にも効き目あり
いまが旬の本しめじは、お味噌汁に入れたりお鍋に入れたりと、秋~冬にかけて食卓に並ぶ機会が増える食材です。そんな本しめじの隠れたパワーが「タカラバイオ株式会社」のHPに記載されていました。
本しめじには、シジミの約6倍もの「オルニチン」が含まれており、キノコの中でもトップクラスであることがわかりました。本しめじ100g(3~4本)には、シジミ700個に相当する「オルニチン」が含まれています。
(タカラバイオ株式会社HPより引用)
オルニチンとは、肝臓の働きをサポートして疲労回復に役立つ成分なのだそうです。
また、二日酔いなどにも効果があることも有名。飲みすぎた翌日はシジミのお味噌汁を飲むといいなんて話も聞きますが、いくらなんでも700個のシジミをいちどにいただくことはできそうもありません。それが本しめじ3~4本でまかなえるというのだから驚きます。
忘年会や飲み会などでお酒を飲むシーンが増えるこれからの季節には、もってこいの食材と言えそうです。
さらに、きのこ類は低カロリーなのに食物繊維やビタミンが豊富なので、ダイエット食材としても重宝されています。イベントやパーティなどで食べすぎたときのリセット食材としても、本しめじが役立ってくれそう。
お味噌汁やお鍋だけでなくいろいろな料理に本しめじを使って、忙しい年末をパワフルに過ごしたいものです。
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