学生の頃に日記をつけていた時期がありました。一日が終わり眠る前に書いていると、日々の出来事が客観的にみられたような。

今は、ブログやSNSがありますが、文字にして記録に残すことで、過去・現在・未来と自分の世界が少しずつ広がっていくようです。

そんな残したい思いを本にするため、自費出版専門工房「ことこと舎というプロジェクトが立ち上げられました。

自分らしい「本」をつくる

本は、身近におけてカタチに残るもの。「丁寧で良質な本づくり」や「本のもつ力を信じる気持ち」を大事にした上で、時代に合った発想や対応を取り入れる「自費出版部門の進化」として生まれたプロジェクトです。

日々の記録や家族の思い出、料理や写真、自分の趣味や好きなことなど、自分の本をつくりたいという思いのままに、自分らしい本ができあがるよう、さまざまなプロからのサポートもあるそう。

自分の本をデザインできるなんて、ワクワクした気持ちになるのでは。装丁、紙の色、文字などたくさんのことに関わって、創造性や芸術性まで感じることができるかもしれません。

「本」は自己表現のツール

丁寧につくられるモノの価値が見直されている今、本づくりのプロセスも大切にしたいものづくりのひとつ。さらに、自費出版は自己表現のツールになるものです。自分が、確かに生きて何を表現したいのか、考える機会にもなるはず。自分の好きなモノやコトから、新たなモノの見方や感じ方を再発見できるかもしれません。

自分が一番大切にしたいコトは何なのか、アドバイスやサポートなどを受けながらカタチにしていくことができる「自費出版」に興味がわいて、一度相談してみようと思いました。

[ことこと舎]

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