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「若返りの秘儀」チベット体操でからだを活性化

2015/10/18 21:00 投稿

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からだや心を問わず、疲れている時は呼吸が浅くなっていると言われます。そこで、1日5分~10分行うだけで深い呼吸を実感し、精神的な安定も期待できる、「若返りの秘儀」とも呼ばれる「チベット体操」をご紹介します。

チベット僧侶の儀式が発端

チベット体操のもとになっているのは、チベットの僧侶たちが瞑想の前に行っていた「5つの儀式」。このため、チベット体操でもそれぞれの動きを「儀式」と呼んでいます。では、動画を見ながら「第一の儀式」からやってみましょう。1週目はどれも3回ずつ行います。

また呼吸ですが、吸う時は鼻から、吐く時は口からです。

第一の儀式

まずは「右回りに回転」です。

<ポイント>

・両腕は床と水平に広げます。
・呼吸はゆっくり。
※注意:目が回りそうになったらやめてください。

第二の儀式

次は「仰向けで頭と足を上に」

<ポイント>

・息を吸いながら頭→足の順で上げます。
・膝はまっすぐ。
・足と床が垂直になるまで上げたら、息を吐きながら足→頭の順で下ろします。

第三の儀式

今度は「膝立ちで上体をそらす」

<ポイント>

・上体はまっすぐ。手はお尻の下に当ててください。
・頭を前に曲げるときは、息を吐いて、最後まで吐き切ります。
・上体をそらすときは、息を吸いながら。
・元の姿勢に戻すときには息を吐いて。

第四の儀式

4つめは「座った体勢からブリッジ」です。

<ポイント>

・両足の間は腰幅ぐらい。
・頭を前に倒すときは、息を吐きます。
・ブリッジの体勢になる時には、息を吸いながら。
・ブリッジの体勢になったら息を止めます。
・元に戻すときはゆっくり息を吐きながら。

第五の儀式

最後は「うつ伏せから身体を持ち上げる」。

<ポイント>

・うつ伏せの時点でつま先を立てておきましょう。
・上半身を起こすときは、息を吐いて。
・全身を持ち上げる時には息を吸いながら。
・最後はお尻が頂点になるようにし、かかとをつけます。

大事なのは「呼吸のしかた」

すべての儀式のポイントを見てもわかるように、動きと同時に大事なのは「呼吸のしかた」です。息を止めるのは第四の儀式だけ。それ以外はしっかり呼吸することを忘れないようにしましょう。

この体操をした後、呼吸が深くなっていると実感する人も多いかもしれません。呼吸が深くなると手足の末端まで酸素が行きわたり、ひいては細胞の活性化、新陳代謝アップも期待できます。また、もともと瞑想の前に行われていたものなので、精神的にも気力や集中力が高まるとも言われています。

2週目以降は回数を2回ずつ増やし、最終的には21回までできるようになることを目指しましょう。

「若返り」も期待できるかもしれない「チベット体操」。まずは手軽な運動としてはじめてみるといいかもしれません。

動画協力:一般社団法人美巡ライフ協会

image via shutterstock

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