キレイになりたいなら色でメリハリを!
メイクでキレイになるのはとても簡単なことと山本さん。ポイントはただ1つ、顔の「白・黒・赤のメリハリをつけること」。鏡で自分の顔をみて、足りないなと思う色(白・黒・赤)を把握して、メイクで足りない色を足すだけ。
顔に色味が足りないから、ぼんやりと地味な印象に見えたり、怒ってる? と不機嫌に見えたり、体調が悪そうに見えたりするのだと。言われてみればたしかにそうです。パーツ別にどうするというのではなく、顔全体の色味で捉えるという考え方に目からウロコ。
たとえば肌がくすみがちと感じたら、ハイライトやコンシーラーなどを使って白をプラス。赤みが足りないと感じたらチークやリップを赤めに。締め色が足りなければアイメイクや眉に黒を足すといったところでしょうか。白・黒・赤のメリハリを意識して、メイクするだけで印象は一変、パッと華やいでみえるから不思議です。
この秋冬の一押しカラーは「カーキ」
メインのポイントをつかんだら、どうやっていまどき感をプラスするか? その答えも明快でした。普段使っている黒やグレーといった締めのダークカラーをトレンドの「カーキ」に変えること。それだけで、一気に今年らしさが増すのだそう。カーキは、日本人の肌色になじみやすい色なので、今まで使っていた締め色を同じように使えば大丈夫とのこと。俄然チャレンジしてみたくなりました。
時短を叶えるメイク道具選び
さらに、手間をかけずに時短メイクを叶えるテクニックに関しては、「優秀なメイク道具が増えているから、そういったものを上手に使うとテクニックがなくても仕上げのクオリティがあがります」と山本さん。特に、ファンデーションブラシは、スポンジや手では難しい微妙なタッチで、手早く均一になじませることができ、いまどきメイクに不可欠なつや感も出せる便利なアイテムなんだそう。
今回、山本さんがメイクレクチャーをしながら使っていたのは、貝印のビューティーツールブランド「KOBAKO」から発売されるメイクアップブラシ。おすすめだという、ファンデーションブラシの従来のものとの大きな違いはドライ肌、オイリー肌という肌タイプ別にブラシの毛の成型が違うこと。
左:ファンデーションブラシD 右:ファンデーションブラシO 各3,500円(税抜)
ドライタイプは、肌の上をするすると滑るように、気になる小じわをカバー。そして、オイリータイプは毛先をつかってクルクルとなじませ、毛穴カバーを叶えてくれます。どちらも広島・熊野の職人だからこそできたというこだわりの肌触りのよさです。
そのほかにもコンシーラーブラシや持ち運びに便利なポータブルブラシなどラインナップも充実しています。手も汚れず、簡単なのにキレイが手に入る、時短メイクにはもってこいの「KOBAKO」こだわりのメイクアップブラシたち。一度試してみる価値がありそうです。
[KOBAKO]
(丸山美沙)
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