日本の農薬使用量は意外に多い
安心していただける上に、苦みやえぐみがほとんどなく野菜本来の甘さを感じられるので、消費者としてはありがたい自然栽培の作物。生産するためには「土に余計なものを入れないことが基本」であり、自然のままだけど放任しないという姿勢は、子育てをしている私にとっても勉強になります。有限会社サンスマイルの流通調査によるデータによると、自然栽培の作物の流通量が毎年130%増加しているのだそう。にもかかわらず、なんと「日本は単位面積当たりの農薬使用量が世界一」なのだとか。そこで「食の安全性は消費者・生産者の健康対策において緊急の課題」とし、全国各地の生産者の皆さんが集まり、直接PRや販売をすることでこの農業に対する関心の高まりをこのまま継続させることを趣旨とした「自然栽培フェア2015」が開催されます。
未来の食を応援
木村秋則さんの「奇跡のリンゴヨーグルト」特別販売をはじめ、野菜・くだもの・スイーツ・雑貨・ガーデンニング・ナチュラルコスメ等50もの出店が予定されています。またイベントとしてはマクロビ料理教室クッキングライブや、日本で唯一の固定種タネのみを扱う種苗店主人、野口勲さんの著書『タネが危ない』の講演会もあります。いつもの百貨店やスーパーでは見かけない商品との出会いもあるかもしれません。消費者としてこのイベントに参加することで、すこしでも未来の食への応援に繋がればと思います。
開催日程:2015年10月17日(土)・18日(日) 10:00から16:00 小雨決行・荒天中止
参加費:無料
開催場所:中野セントラルパーク アベニュー(JR中野駅北口徒歩5分)
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