秋になると、よくブックフェアやアートフェアが全国的に開催されるのも、いろんなことを立ち止まって考えてみたくなる、学びの季節だからかも知れない、と思います。
写真を通じて得る、社会的な気づき
Beate Müller "Untitled", 2014 © Beate Müller
子供の頃、雑誌が大好きでした。全部は買えないので、いつも書店で立ち読みして帰るのが日課だった頃。正確には、雑誌の中のきれいな写真が大好きでした。そして、大人になると、芸術的な写真に触れる機会も増えていきます。
著名なフォトグラファーの作品には、圧倒されるようなパワーを感じ、その中にたくさんの驚きや、社会的な気づきと学びがありました。
代官山でフォトフェアが開催
2014年の開催風景 Photo by Kenji Takahashi. Courtesy of Fine-Art Photography Association
素晴らしい作品にたくさん触れる機会があれば参加したい、と思っていたところ、代官山でフォトフェアが開催されるというお知らせが届きました。
コロタイプ・プリントワークショップの様子（2014年）
会期中にはワークショップやキッズ・ワークショップ、スクリーニング、アーティスト・トーク、ブックサイニングなど、充実したパブリック・プログラムが展開されるそう。子どもから大人まで学べて、作品を鑑賞し、お気に入りが見つかれば購入することもできるフェアです。
© Ishiuchi Miyako「Frida by Ishiuchi#15」「Frida by Ishiuchi#107」
日本と世界が、大きく変わっていこうとしている時間軸を生きている今。そんな中で、アートフォトブックを牽引するギャラリーや、書店と出版社まで一同に集うという、ワクワクする知的な世界。その学びと体験は、新たな気づきにつながっていくと感じます。
image via Shuttestock
