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ポジティブ思考を捨てると、愛されるわけ

2015/09/18 23:30 投稿

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こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。

ポジティブ思考になると幸せを引き寄せられる。幸福な人生をつかむため、日々たくさんの女性たちが努力をしています。そんな努力の中、「ポジティブにがんばっているのにいいことが起こらないんです」「ポジティブにがんばることに疲れてしまいました......」というお悩みも多く、私のところにもそんなご相談がよく寄せられます。

じつは、こうしたポジティブに生きようとしたにもかかわらず、逆の結果が起きてしまうとき、(無意識に)自分に無理をかけながら(無意識に)自分で自分を叱咤しながら(無意識に)このままではいけないと自分を否定しながら(無意識に)自分に高いハードルを課しながらという内面的には、きびしい出来事が起きているんですね。

ポジティブに物事を受け止めることや、前向きに人生を歩んでいくことは、本来、自分を幸せにするものですし、苦しめるものではありません。けれど、ポジティブ思考の実践には、「ポジティブにならなければいけない」「前向きにならければ人に受け容れられない」というような誤解が起きやすく、つい自分に厳しくしてしまいがちなんですね。

●ポジティブ思考が自分に「無理」をさせてしまう

私たちの心は「喜怒哀楽」という感情を持っています。肉体は、動いていれば疲れますし、寝不足であれば眠くなります。また、人はどんなに自分自身ががんばろうと思っても、「周囲の環境」によって、自分の調子を(本意では無くても)崩してしまうこともあります。
人間は、いつもいつも完璧でいることはできないんですね。

もしポジティブになれないときがあったとしたら、「どんなにがんばっても、自分の力では及ばないこともあるのだ」ということを理解してあげて、そんな世界でがんばり続けようとしている自分を、充分に労ってあげることが大切です。

●痛みやネガティブな心に寄り添い、自分を愛する

もし自分が無理をしていたのならば、本当はあの人の言っていることが嫌だったと泣いてもいいですし、我慢し続けていたのならば、時には休んで旅行にでも行って自由を感じることも素敵です。誰とも話したくない、と、自分の世界に引きこもり、好きな映画や本で心に栄養をあげてもかまいません。無理にポジティブになるように自分を駆り立てるのではなく、傷つきやすく、繊細で、感じやすい「女性としての自分」を、心から丁寧に扱い、優しさを与えてあげること。これによって、自然に「ほっとした」「泣いたら少し安心した」「がんばっているねって自分のことを褒めてあげられた」 「好きなことをして嬉しい気持ちになれた」というように、ポジティブ(プラス)なエネルギーを持てるようになるのです。

●ポジティブさを捨てると、誰からも愛される

このように自分を無理に駆り立てることなく、自分の心に寄り添いながら、自分を理解しながら生きていると、「無理して、がんばっている(焦っている・作っている)感じ」がなくなり、のびのびと優しく、穏やかに変化していきます。とくに男性というのは、この「決して完璧ではないけれど、その人がありのまま、等身大の自分でがんばりながら、自分のことも認めている状態」を、とても魅力的に感じます。

「他人に対しても、無理強いしたりすることなく、相手のペースや在り方を自然に認められる」ようになっているため、男性はそのリラックスした「間合い」を心地よく感じるようになるんですね。このように、愛される女性は完璧さよりも、「愛される余裕」を持っています

だからこそ、がんばることをもうやめて、緩やかに愛し合えるあなたの人生を再選択していきましょう。

あなたが自分を愛すること、そこから愛にあふれた愛される人生ははじまるのです。

image via shutterstock

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