ライフハッカー[日本版]より転載:
トマトを冷蔵庫に入れておくことで傷むのを遅らせられるかもしれませんが、味や食感、色は損なわれてしまうかもしれません。じつは、トマトのおいしさを失わなずに済むためのちょっとしたコツがあります。冷やす前に温水に浸けるのです。
植物生理学者のJinhe Bai氏が、アメリカ化学学会で新しい研究成果を発表しました。
アメリカ農務省のグループがトマトを収穫し、約51度のお湯に5分間浸けた後、室温に戻してから冷やしました。一度温められたトマトはとても味が濃く、温めずに冷やしたものよりもおいしかったそうです。
私たちも、買ってきたトマトをすぐに冷蔵庫で一晩冷やしたグループと、お湯に浸けてから冷蔵庫で一晩冷やしたグループを作り、目隠しをして食べ比べを行いました。結果、10人のうち8人が一度温めたトマトの方がより「トマトっぽい」味がすると答えました。
このテストの規模は小さいですが、トマトをできるだけおいしくするために試してみる価値はあるはずです。
Melanie Pinola(原文/訳:コニャック)
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