肌触りだけじゃない、いまオーガニックコットンTシャツが気になる理由

オーガニックコットン100％で、ベーシックでハイセンスなデザイン、さらに100％フェアトレードの「no nasties」（ノーナスティズ）。おもにヨーロッパを中心に世界35ヶ国で愛されているブランドのTシャツが、日本でNGO／NPOへのチャリティ付きとしてサイトから購入できるようになりました。

インドで初めてフェアトレード認証を取得

「no nasties」は、インドのコットン農業労働者を支援するため4年前にスタート。インドで、初めてフェアトレード認証を取得しました。世界で販売実績があるため、定番生地が常にストックされ、100枚程度からフェアトレードでオーガニックコットンのオリジナルTシャツがつくれるそう。

8月20日販売開始。販売価格3,200円（税込） うち500円がチャリティ

社会的な問題の解決に取り組むNPO／NGOのイベントでは、かならずスタッフが着用するTシャツ。デザインもイラストもインドのアーティストによる「no nasties」のTシャツは、インドのコットン農園支援を行ってきた「ACE」、フェアトレードを世界で最初に始めた「OXFAM JAPAN」、そして「Fairtrade Label Japan」の3つのNGO／NPOへの寄付金Tシャツとして販売されます。

購入することで、インドの地域社会に貢献

インドで使用される農薬の約55％が、コットン農場で使われています。農薬は環境にも生産者にも大きなダメージを与え、健康被害も深刻なものだとか。

「国際フェアトレード基準」は生産者から適正な価格でコットンを買い取るだけでなく、生産者を保護する取り組み。生産者の生活向上やプレミアムでの小学校設立など、地域社会に貢献するものです。

インドの状況が良いものになるよう願いを込めて、ナチュラルで夏にぴったりのオーガニックコットン100％のTシャツを試してみたいと思います。

[no nasties , フェアトレードコットンイニシアティブ]

image via Shutterstock