夕方になると涼しい風を感じるこの頃。そろそろ装いも秋に向けてシフトしたいですよね。おしゃれは足元からということで、今回ご紹介するのは、「1点ものの量産品」というユニークなレザースニーカー。

足もとの衣替えにぴったりなレザーシューズ

レザーシューズ 36,000円(税別)

シューズデザイナーの子安酉さんを中心とし、2014年に発足したシューズブランド「SCOTEJPN(エスコート)」。ユーズドレザーを入手したタイミングで変わる風合いや、細部のデザインがひとつひとつ微妙に異なるところが魅力的なシューズです。

ボリューム感のある、少しメンズライクなタイプではあるのですが、レザースニーカーなのでキレイ系にもコーディネートできそう。

記憶や歴史をデザインリユースする

スニーカーの原料は、ゴミとなって捨てられてしまう、バッグや衣類などのレザー素材。ファストファッションの流れで、ファッションアイテムは、大量に作られ安く購入できるようになりました。また、費用を抑えるために海外生産が増え、日本の技術は失われつつあるのだとか。

そんな中で、「エスコート」は日本生産にこだわっています。正当な対価を国内の工場や職人へ支払うことで、技術の継承に貢献しているそう。

靴のうしろに付けられたタグには、素材として使われたレザーがどこのものでどんなものだったのか、また、そのスニーカーができあがるまでの時間が記載されたヒストリーカードが付けられています。

新品なのに新品とは違う、ゴミになってしまうレザーを活かしたデザインリユースのスニーカー。少し高価ではあるのですが、それだけの理由があり、長く履き続けて自分らしさを出していけるスニーカーです。

SCOTEJPN

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