主役となったのは絶滅危惧種の生き物たち。ビルの約40階分がスクリーンとなり、マンタやトラ、カメレオンなど、多様な生き物がNYCの空を彩りました。
Projecting Change: Empire State Building from Obscura Digital on Vimeo.
「Projecting Change」と題されたこの企画は、ディスカバリー・チャンネルとのコラボレーションで、絶滅危惧種の生き物たちの問題に焦点を当てて制作されたもの。
クジラのジャンプ、ヒョウの輝く瞳......。地球上の生き物の美しさがつまった映像には、途中、キングコンングがビルを登ったりなど、エンターテインメントの要素も盛り込まれていました。
また、先日心ないアメリカ人ハンターによって殺された、ジンバブエのライオン「セシル」の姿も登場。
馴染みのある生き物たちの姿が映るたび、「この動物も絶滅の危機に瀕しているのだ」という事実に、はっとさせられます。
彼らの美しい姿が、映像だけでしか見ることができないような未来は、誰も望んでいないはず。この地球はたくさんの生命が溢れていて、けして人間だけが主役なわけではないということを、映像を通じてあらためて感じました。
ショーの全容はこちらの動画で見ることができます。
[OBSCURA]
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