まず仕事を効率的にこなすうえで重要な「ワーク・エンゲイジメント(働く人がどれだけ活き活きとしているかを測定する概念)」や「自分で自覚する仕事のパフォーマンス」、「仕事の満足度」が高い人というのはどのような人なのだろうと考えていたら、じつはある共通点がありました。それは瞑想習慣があるということです。
株式会社Campus for Hによると、ビジネスパーソンを対象に瞑想を行う習慣のある人の割合やその特徴を調べ、瞑想習慣のある人の特性と、瞑想と仕事のパフォーマンスの関連性について調査した結果、瞑想習慣のある人ほど仕事のパフォーマンスが高いことが実証されたのだとか。この研究は日本で初めてということで、米国科学誌「PLOS ONE」にも掲載されています。
自分に合う瞑想はどれ?瞑想習慣だけで仕事パフォーマンスが高まるのなら、瞑想をしたことがない人も、また経験はあるけれど習慣になってはいなかった人も、試してみる価値がありそうです。
でも瞑想とひと口に言ってもその種類はさまざま。たとえばマイロハス過去記事の「自分にあったタイプ別瞑想法まとめ」には、
「感情派タイプ」には『自覚する瞑想』
「我慢するタイプ」には『感じる瞑想』
「想像力豊かなタイプ」には『イメージする瞑想』
「没頭するタイプ」には『集中する瞑想』
「思考タイプ」には『ありのまま瞑想』
以上の5タイプが紹介されています。この中から、自分に合う瞑想を選ぶのもおすすめです。
仕事のパフォーマンスが高まることでより効率的になり、仕事に関するストレスや残業も減ることでプライベートもより充実する。そんなハッピーライフに導いてくれる瞑想は、これからの人生に欠かせない習慣になりそうです。
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