はちみつは、おいしいだけでなく、栄養があり、殺菌作用がある甘味料で、つい手がのびてしまいます。花の種類ごとに味が違うため、そのときの気分で選んでいましたが、一度食べたら忘れられないスモークされたはちみつを見つけました。パンにもお酒にも合います。

ポートランド発の、その土地ごとの個性を閉じ込め、非加熱、非精製、無濾過の高品質にこだわったはちみつブランド「ビーローカル」が日本に上陸しました。多くのはちみつが加熱処理され、大切な栄養素が壊されてしまうなか、非加熱で作られ、ユニークでおいしいと多くのシェフから愛用されているのだそう。

その個性的なはちみつのラインナップだけでも日本上陸のニュースはうれしいのですが、ひと口含んだだけで、驚きの香りを放つスモークドハニーがなかでも私のイチ押しです。

加熱することにより栄養素が失われるのに、どうやってスモークするのか、と思われるかもしれません。ポートランドのレストラン「スモークハウス21／スモークハウスタバーン」のシェフによって、それぞれのはちみつに最適な木がセレクトされ、ていねいにコールドスモークされているのだそう。

加熱しすぎないよう、25度～30度以下での低温でのスモークを可能にしたことで、ほかに類を見ないスモークドハニーが生まれたそうです。

2種類のスモークドハニーは、マリネや照り焼き、カクテルに最適な他、さまざまな食材に振り掛けて楽しめるそう。ホワイトオークは、バターたっぷりの焼きたてのビスケットやブレッドに、チェリーウッドは、バーベキューやフライドチキン、ホットカクテルにもお奨めだそうです。

いちど味わうと忘れられないスモークドハニーは、試食させていただいてから、私の頭の中からはなれません。8月の発売が待ち遠しいです。

[ビーローカル]