スポーツブランドのアディダスが、CSRの一環として、海の環境保護に取り組む団体「Parley for the Oceans(パーリー・フォー・オーシャン)」と提携し、海に廃棄されたプラスチックのごみから繊維を作り、それをシューズやスポーツウェアに使用しはじめるそうです。また、近い将来、世界中の2900店舗でプラスチックバッグの使用を廃止するということです。
「Parley for the Oceans」はさまざまなアーティストやセレブ、スポーツ選手が集まり、海の美しさやはかなさの認識を高めることと、清掃活動に力を入れています。
先日、ニューヨークの国連本部で開催された、国連と当団体の気候変動のイベントにて、その新しいコンセプトで作られたアディダスのプロトタイプシューズが披露されました。とてもスタイリッシュで、個人的にも欲しいスタイルです。使用されている繊維は全て海の廃棄物と西アフリカなどで違法漁船が仕掛けた刺網を再利用したものだそうです。
すでに環境に優しく、継続維持可能な素材を導入し始めているアディダスですが、今後の会社の方針として、その使用をさらに増やしていくそうです。
スタイリッシュ、機能的、かつ環境にも優しい継続維持可能な素材を使い、進化し続けるアディダスの商品からこれからも目が離せません。