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ハッカ油でかんたんに涼をとる5つのレシピ

2015/07/11 00:00 投稿

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ライフハッカー[日本版]より転載:こんにちは、美容研究家の境貴子です。

夏本番直前のジメジメとしたこの梅雨、少し歩くとジトッとした不快な汗が吹き出しますね。今回はハッカ油を使って不快な梅雨をスッキリ乗り切る方法をご紹介させていただきます。

用意するものはハッカ油のみ! 普段お使いのものにプラスするだけで簡単に出来ます。

ハッカ油でつくる5つのレシピ

1.ミントウォーター
50ccの精製水(無ければ水道水でもOK)をアトマイザーに入れ、薄荷油5滴を垂らして混ぜます。お風呂上りの後に「首、脇、ひざ裏」にスプレーします。

2.クールバスジェル
普段お使いのシャワージェルやボディソープに100:1の割合でハッカ油を入れ、お風呂上り寸前に「首、脇、ひざ裏」にサッと塗って、シャワーで流します。

3.クールバス
浴槽にお湯を溜め、ハッカ油を3滴入れ、入浴します。
※かなりの清涼感がありますので、まずは3滴から試し、最大5滴までとしてください。

4.トニックシャンプー
シャンプーに軽く1滴入れ、よく泡立てて洗います。
※頭皮を清潔に保ち、髪はさらさら! 油分を分解する性質を利用し、油性のリンスにもなります。

5.アイスピロー
洗面器に水を張り、ハッカ油を3滴垂らし、その中にハンドタオルやフェイスタオル浸して軽く絞り、冷凍庫で凍らせます。使用する際には、ビニールかラップでくるんでから、お好みの部位にあててください。

※ハッカ油は薬局で購入可能ですが、農薬などが含まれているものもあるので、日本薬局方をクリアした薄荷油をお求めください。

涼しい夏を過ごすためのポイント

ハッカ油にあるメントールには高い抗菌性と清涼感があることで知られています。
外気温が上がると、おのずと体温も上がります。そして、体温の上昇を抑えるために放熱が必要となり発汗するわけですが、その体温の上昇自体を抑えるには「リンパ節を冷やすこと」がたいへん効果的です。

首の後ろ
左鎖骨下

太ももの付け根
ひざ裏

上記の5つのポイントを冷やせば、体内を駆けめぐるリンパ液や血液が冷やされ、体温上昇が治まります。ミントウォーターやクールバスジェルもこのポイントにつけるととても効果的です。

ミントウォーターでしたら鞄の中でもかさばらないですし、汗臭いかな? と思ったときに吹きかければ、ミントの香りで消臭にもなりますので、男性でも抵抗なくお試しいただけます。

また女性には共感いただけると思うのですが、朝のシャワーの後に時間がない中、慌てて行うメイクの最中にも重宝します。汗がなかなか引かず、メイクしたそばから化粧が崩れていく悲しさから解放されます。

その他のハッカ油の用途として、鼻づまりで呼吸が苦しいとき、ハッカ油を1滴つけたガーゼやコットンをマスクの内側に忍ばせれば、スースーして呼吸が楽になります。また、コップに1滴たらしてマウスウォッシュにも使えますので、無駄なくいろいろな用途に使っていただけます。

ハッカの香りには、神経を鎮静させ眠気やイライラするストレスにも多大な効果が期待できるようですので、眠れない夜にアロマテラピーとして利用するのもいいですね。また殺菌や消臭効果を利用して、トイレの芳香剤としても使えます。

ひとつあればいろいろと大活躍してくれるハッカ油を上手く取り入れて、少しでも不快な季節を乗り切りましょう!

境貴子

metal fan via shutterstock

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