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インフルエンザになる前に知りたい! 殺菌ジェルの正しい使い方

2013/02/01 08:32 投稿

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風邪やインフルエンザ、ウィルス性胃腸炎の予防のために、日本でも会社の玄関などでは水性アルコールジェルが置かれています。日本では手洗い・うがいが小さい時から習慣づけられますが、フランスではその習慣は人によってまちまちです。

石鹸で手洗いをする手間を惜しむ人も意外と多いのです。だからこそ、公共の場に設置するだけではなく、バッグの中に水性アルコールジェルをしのばせて持ち歩いているフランス人は結構います。

でもこのジェル、使い方を間違えていると全くの役不足に終わってしまうこともしばしば。その正しい使い方を見ていきます。

<水性アルコールジェルの正しい使い方&注意点>


●選び方

薬局などで購入する場合は、「インフルエンザ」「ウィルス」「バクテリア」「真菌」などに効き目があるかどうか、ボトルのラベル表示をチェックしましょう。

●使い方

完全に乾いた清潔な手に使う。100円玉大のジェルを両手で15〜30秒まんべんなくこすりあわせ、その後すぐに水ですすがないようにしましょう。

<注意>
※ジェルは手に付着した微生物を殺菌するもので、手についた汚れを落とすものではありません。手が汚れたら、まずは石鹸で手を洗うことがいちばん。その後にジェルを使用するようにしましょう。
※手にすり傷がある時は、アルコール成分が入っているので使用は避ける。
※幼児の世話をする前に使う時は、手につけたジェルが十分に乾いてから接触する。

●こんな時に有効!

インフルエンザや胃腸炎の流行時、家族の誰かがこの病気にかかった時、予防としても有効。子供は10歳以上からの使用がおすすめです。

急いでいると、まだ乾かないパパッと手につける、なんてことはやってしまいがち。冬の病気予防のためにも、使い方はしっかり心得ておきたいものです!

参考:Santé magazine
photo by Thinkstock/Getty Images

text by下野真緒(Mao FRANKIEWICZ SHIMONO)

南仏在住ジャーナリスト/エディター。東京都出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒。女性ファッション誌編集部を経てフリーランスエディターに。パリ・南仏へ留学後、フランス南西部に移住。パリ発webmagazine・chocolatmagにて連載コラム「南仏新婚journal」、ELLE maman blog「南仏ママンのpetit palette」、GLAMサイトで「南フランスのいい予感。」ほか「シティリビング」にて海外通信コラムなど執筆中。フランス人のライフスタイルほか、社会問題、時事ネタにも関心深い。

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