7月のあたまに生後100日を迎えます。
まだ100日しか経っていないの!? と、わたし自身が驚くのは、赤ん坊と24時間体制で付き合っているからでしょう。泣いたらおっぱい、おむつ替え、膝にのせてぼんやりして、抱っこしてあやして、ソファーに座らせ、その間にわたしは用事を済ませ、また泣いて、おっぱい、そして赤ん坊は眠る......。
その繰り返しのなか、だいたいのこの子の性質がわかってきました。「性格」とまではいかなくても、「気質」は読めてきたところです。
思えば、こんなにもべったりとずっと一緒にいる「人」は、なかなかいません。これからのためにも、小さいうちはこんな風にとことん一緒に過ごして、子どものことをある程度理解する大切な期間なのかもしれません。
今、赤ん坊はソファで眠っています。水風呂に入ってさっぱりして、おっぱいをのんだら寝てしまいました。
上の子ふたりも、赤ん坊の頃から「気質」はほとんど変わっていません。穏やかでマイペースの長男、気が強くてはっきりものを言う長女。同じように育てたのに、こうも違うなんて。
物事の「捉え方」は、ほんとうにいろいろです。何か言葉をかけても、受ける側の子どもたちの反応がそれぞれ違うので、とても興味深いと思います。気質によって、思考回路によって、そしてこれまで生きてきたパターンのなかで、「捉え方」は形成されていくのだと思います。
だから、子どもたちにはたくさんの人と出会い、たくさんの感情に触れて、アドリブが効くおとなになって欲しい(笑)。これまで子どもたちに「〜になって欲しい」という思いはなかったのですが、不思議ですね。
さて、沖縄では、生後100日にお祝いする習慣があります。近所の方をお呼びしてもてなすのですが、わが家へは、川を渡らなければならなかったり、山の中だったりなので、ご高齢の方々にはちょっと大変です。なので、お赤飯を炊いてご近所にごあいさつに伺おうと思っています。
赤ん坊が地域をつなぐ、架け橋になっています。