どんよりした空に、しとしとと降り続く雨。こんな日が続くと太陽が恋しくなりますね。マクロビオティックの食養生では、梅雨には乾物を食べることをおすすめしています。 太陽のエネルギーが詰まった乾物

何を食べればよいのかというと、梅雨時期には旬の野菜や根菜類が少ないので、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な乾物や海藻類に活躍してもらうのです。なかでも乾物にはおひさまの陽エネルギーがいっぱいで、梅雨という陰の季節を乗り切るのにぴったりの食べものです。

(『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て』(大森一慧・著/サンマーク出版)P64より引用)

乾物は、食材を乾燥させることで保存性や旨み、栄養価を高めた食材。雨が続いて元気が出ないときは、太陽のエネルギーがつまった乾物を食べましょう。

主な乾物の種類

・切干大根

・車麩

・高野豆腐

・ごま

・豆

・干ししいたけ

・昆布

・ひじき

・海苔

・煮干し

その他、太陽の下で干しているもの

・梅干

・干し柿

梅干しは抗菌作用もあるので、食中毒が気になるお弁当に。安価な物は工場内で乾燥させてしている可能性があるので、本来の製造法である天日干しのものを選ぶようにしましょう。

買い物に行くのがおっくうな雨の日は、保存しておいた乾物料理はいかがでしょうか? 栄養たっぷりなのに低カロリーで、からだの中に太陽のエネルギーを取り込める乾物料理は理に適っているといえます。夏が来る前の食糧棚の整理にもなりますよ。

すでにスーパーでは夏野菜を見かけるようになりましたが、夏野菜には熱くなったからだを冷やす力があります。梅雨に食べるときはしっかりと火を通してからにしたいですね。

[からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て , healthクリック]

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