「今年こそ、浴衣を着たいな〜」と思いつつも、着つけや手入れがなんだか面倒。気軽に着れる浴衣があればいいのにと思っていた折、意外な方面から素敵な知らせが届きました。

それは、メイド・イン・インディアな浴衣。さらりとしたインドコットンがいかにも涼しげです。これを作ったのは、ニューデリーをベースに活動する日本人女性デザイナーデュオ「Hi to Mi」。日本のセンスとインドの素材で作り上げる雑貨が、今インドでもウケています。

暑さをしのげる工夫がいっぱい

「Hi to Mi」の浴衣は、暑い国インドで作られた工夫がいっぱい。布地は、夏のサリーにも使われるインドコットン100%を使用。汗を吸いとり、通気性のよいインドコットンは、日本の夏の衣類にもぴったり。日本の伝統柄にも通じるインドプリントが浴衣にしっくり合います。

また、上衣と下衣が別々に分かれているのも、この浴衣のユニークなところ。当初は着物に不慣れな外国人でも着られるようにとデザインしたのが、「初心者でも着やすい」と現地在住日本人にも大好評。すその長さも腰の部分で調節するだけで済むので、道のコンディションが悪いインドの環境では重宝するそう。日本でも、花火見物で川の土手を歩く時などに便利そうですね。

インドの産業支援にもつながる

浴衣の生産工程にも注目を。よく「インド製衣類といえば、縫製がザツ」という印象が目立ってしまいがちですが、Hi to Miでは、よい製品を生み出せば、日本からのオファーが来やすくなる点に着目し、インドのアパレル会社の技術向上を応援。もともと優れた技術をもつインドの職人さんたちに、より高度な日本の縫製方法を教え、共に改良をすすめることで、ジャパンクオリティのものづくりを実現しているのだそうです。

日本の伝統とインドの職人技が融合したこの浴衣、日本でもオンラインショップで購入できます。予報では厳しい暑さになりそうな今年の夏は、インドの浴衣で快適に乗り越えるのがよさそうです。

※オンラインショップ creema , minneで購入できます。

[ Hi to Mi ]

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