NY生まれのソーシャライツでモデルやデザイナーとしても活躍するオリビア・パレルモ。昨年ドイツ人モデルのヨハネス・ヒューブルと結婚し、ますます活躍の場を広げる彼女が来日。20代後半から40代の働く女性を応援するイベント「ELLE Women in Society supported by Lancome」のトークショーに登壇し、自分のファッションビジネスと仕事へのこだわりについて語りました。
幸運だった、いまの自分にできることスナップされる度にその着用しているブランドにも注目が集まるオリビア。この日はプリーン・バイ・ソーントン・ブルガッシのラップドレスをチョイス。Photo Credit: 中川司(Tsukasa Nakagawa)
ソーシャライツとして10代前半からコレクション会場に出入りするという恵まれた環境で育った彼女ですが、ファッション業界に身を置くなかで意識しているのは若いデザイナーを支援するということ。彼女が関わることでデザイナーが注目され成功へと導くことが、「とにかく幸運だった」という、いまの自分にできることだといいます。
Photo Credit: 中川司(Tsukasa Nakagawa)
ソーシャルメディアなどでの影響力も高いオリビアですが、若手デザイナーをサポートする行動を通じてさまざまなことを学んでいるとも感じているそうです。
「Instagramなどのソーシャルメディアはすばらしい表現手段です。でも、ファッションやブランドの話ばかりにならないように意識しています。いろんな側面を見せるほうがいいですね」
毎週のように世界を飛び回り、各国のブランドやデザイナーと関わっているオリビアですが、それを実現するために、きっちりとした時間管理は大切だといいます。
「毎日のスケジュールはきちんと立てています。もちろん、翌日まで持ち越せない仕事もあるなど、状況によって違いますが、バランスを取ることが重要。忙しいなかでもジムに行ったり、ヨガをするなど身体を動かすことで頭をスッキリさせています。またバランスよく食べることも意識しています」
今後の目標について経営者としていまの会社や一緒に働いている人をハッピーにしたい、とプライベートだけでなくキャリアでも充実した成功を求めていきたいと語ったオリビア。
「人生は学習のプロセス。その過程で自分の考えからブレないようにしながらも、楽しく助け合っていかなくてはならないと思っています」