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精油をブレンドするだけ。簡単に作れる、自分だけの香り

2015/06/01 08:00 投稿

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「自分の香り」を確立している女性って憧れますよね。そこで自分だけの香りをつくってみたくても、やり方がわからなかったという人のために、日本アロマ環境協会がおしえてくれた精油のブレンド方法をご紹介します。 精油をブレンドするための道具とその方法

精油のブレンド方法

【用意するもの】ムエット(試香紙)、ビーカーまたはガラス製の容器、精油各種、保存用の遮光瓶

1.組み合わせたい精油をそれぞれムエットにつけ、精油のついていない部分に精油名を書いておきます。複数のムエットを同時に嗅いでみて、イメージに合った香りの組み合わせを探します。初心者の方は3~4種の精油でブレンドするのがおすすめです。

2.組み合わせが決まったら、ビーカーに精油を1滴ずつ入れ、ブレンドしていきます。中心にしたい香りを多めにするなど調整をしながら、イメージする香りに近づけていきます。

3.完成したら、遮光瓶に移して保存します。肌に使う時は、無水エタノールや植物油などで1%以下の濃度に希釈し、好みに合わせた容器に移してください。

天然アロマで作る、ナチュラルフレグランスより引用)

ムエットとは「試香紙」ともいい、香水売り場に備え付けられている白い厚手の紙のことです。通販でも購入できますが、私は子どものつかっている画用紙で代用しています。

3.で希釈する植物油は「キャリアオイル」ともいい、なかでもホホバオイルは人気の高いオイルのひとつ。ほかにも肌にやさしいスイートアーモンドオイル、肌なじみがよいグレープシードオイル、甘い香りがするアプリコットオイルなどがあります。

夏におすすめのブレンドレシピ

香りはその揮発速度によって3段階に別れます。それをノートと呼びます。揮発性の高い順からトップノート、ミドルノート、ベースノートとなり、ブレンドしたときに最初に香りが立ち上がるのがトップ、長く持続するのがベースです。香りを楽しみたい時間の長さによって精油を選ぶことができるのです。

たとえばトップノートの精油といえば、ペパーミント、ユーカリ、レモン、ローズマリーなどがあります。ミドルノートにはイランイラン、ゼラニウム、ネロリなど。ベースノートにはサンダルウッド、フランキンセンス、パチュリなどがあります。

そこで日本アロマ環境協会が教えてくれた、ノートを考慮に入れた夏におすすめのブレンドレシピもご紹介。

・爽やかでクールな夏のイメージ

「ペパーミント(トップノート)」

「グレープフルーツ(トップノート)」

「レモングラス(トップノート)」

ペパーミントを中心に柑橘系を組み合わせると、爽やかなクールさを持つ香りに。あえてトップノートだけで構成し、スッと通り抜けるような印象を表現。

・落ち着きのある森林浴のイメージ

「ティートリー(トップノート)」

「ジュニパーベリー(トップノート)」

「サイプレス(トップノート)」

「シダーウッド(ベースノート)」

サイプレスとジュニパーベリーを骨格に、ティートリーをメインの香りとして組み立てて、静けさや落ち着きのある森林浴を表現。

天然アロマで作る、ナチュラルフレグランスより引用)

ブレンドする精油の選び方

香りは服のように自分のイメージにつながることもあるので、「こんな自分になりたい」と思う憧れの香りをつくってもいいし、職場で使うなら、頭がスッキリするような香りもいいですね。

いつも故郷の沖縄を感じたいから月桃の精油をブレンドしているという人もいます。ストレスフルな都会にあっても、故郷の安心感に包まれることができる。精油ならではの効果と言えそうです。

ブレンドする精油の選び方で悩んだら、効能を見ずに単純に「好き」だと感じる香りにしてもOK。気に入った香りはきっと、今の自分に必要な香りなのかもしれません。

難しく考えずにブレンドしたものが思わぬハーモニーを奏で、大好きな香りになることもあるくらい、だれにでも簡単にできる精油のブレンド。ただし精油は少量でも皮膚に刺激を与えることがあるので、原液を直接肌につけないように気をつけたいものです。

[(公社) 日本アロマ環境協会]

essential oil via Shutterstock

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