皆川さんの手書きのメモにクリエイションのヒントがたくさん隠れていました。いくつか展示されていた中で私の心に留まったのはこちら。
思わず唸る手書きのメモがあふれていました
たしかに、自分の中にないものを無理にみつけようとするから苦しいんです。今まで経験してきたもの、食べたことのあるもの、触ったことのあるもの、つまり五感で感じてきたものをあらためて組み直すこと、意識的にする必要があるなと思いました。そのほかにも心に響くメモがあふれていたので、これだけでも来て見る価値がありました。
ミナの世界を堪能できる空間とはいえ、メインはやっぱりテキスタイル。会場を存分につかった展示。なかでも吹き抜けの大空間に上からつりさげられた作品たちは圧巻。ドレス、傘、椅子......風に揺れていろいろな表情をみせていました。「あ、あれ、私持ってるワンピース!」「あれが欲しかった!」とお客さんもうれしそう。雑誌でしか見たことのなかった過去のテキスタイルや見逃していたものが間近で見ることもでき、興奮してしまいました。
空から降ってくるような作品たち
繊細なモチーフが間近に
クリエイションの源や現場が伝わる展示も
「将来の夢は心地の良い宿を運営すること」と記していた皆川さん、これからどんなことに挑戦していくのかわかりませんが、ずっとわくわくさせてくれそう! デザインでここまで人を虜にできるって改めてすごいです。ミナカケルは、6月7日(日)までスパイラルガーデンで開催中です。
[ミナカケル]
日
時: 2015年5月20日(水)~6月7日(日) / 11:00~20:00 入場無料
会
場: スパイラルガーデン(スパイラル1F)
問い合わせ: ミナ ペルホネン インフォメーションデスク 03-5793-3700
(マイロハス編集部/丸山)