「ストレッチはやせるのかやせないのか」は、大きく考えが分かれるトピックのひとつだと思います。そんななか「ストレッチのリラックス効果がダイエットに有効」というユニークな意見をみつけました。

トレーナー・坂詰真二さんの著書『やってはいけないストレッチ』（青春出版社）によると、ストレッチ自体はエネルギー消費量が少なく、筋肉を増やしたり代謝を上げる効果も低いため、脂肪燃焼はあまり期待できないそう。しかし一方で、「ストレッチで深いリラックスを得ることがダイエットにつながる」とも記しています。

そもそも、太る2大要因として考えられるのが、運動不足と過食。このうち、現代人に多いのは過食なのです。

「その過食の大きな原因となっているのがじつはストレス。

職場や家族の人間関係など、多くの場合ストレスの直接的な解決、解消は容易なことではありません。そこで私たちはその代償として、何かしらの行動をとって快感を得てストレスを一時的に和らげようとします。

その代償として最も選択されやすい、一般的な方法が『食べること』です」

『やってはいけないストレッチ』P126〜127より引用

ここで効果的なのがストレッチ。じっくりと行うことで交感神経のはたらきを抑え、副交感神経のはたらきを強めるため、リラックス効果を得ることができます。ストレスをやわらげることで"ストレス食い"をセーブすることになり、脂肪を減らすことにもつながるのです。

ダイエットとリラックスに効果的なストレッチ。帰宅後の習慣にしたいですね。

［やってはいけないストレッチ］

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