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フランスの民間療法。野菜を使ったフィトテラピー

2015/05/08 08:00 投稿

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野菜は私たちにとって、いちばん身近なフィトテラピー(植物療法)」。そう話すのは、「アロマテラピーの父」と呼ばれる故ジャン・ヴァルネ博士に師事、日本におけるアロマテラピーの第一人者である日下部知世子さん。 フランスに根付いた民間療法

「ベジテラピー(R)」は、日下部さんがフランス式フィトテラピーをもとに、植物の力をもっと身近に活用できるよう、野菜を使ってキッチンでできるレシピに仕立てたお洒落で楽しいテラピー。

そのベースとなるのは、ヴァルネ博士の処方とフランスに根付いた民間療法。

例えば、フランスの国民食ともいえるほどポピュラーなじゃがいも。ヴァルネ博士はむくみのひどい患者にはすりおろした汁を、腸の働きが弱っている患者にはスライスして焼いたものを、糖尿病の患者にはすりおろしてパンケーキのように焼いたものを、という具合に指示していたそう。

薬効をもつということにおいては、野菜もハーブと一緒。美と健康のために古くから培われてきた先人の知恵を、毎日の食事に気軽に取り入れられたら、きっと素敵です。

クレソンの気力回復作用に注目

これからの季節におすすめの野菜は、なんといってもクレソン。

フランスでも4月から夏の間にかけてマルシェを賑わせるクレソンは、西洋の野菜と思われがちですが、じつは日本にも「オランダガラシ」の名で昔から身近にあったものなのだとか。

食欲増進や健胃、デトックス、免疫力アップとたくさんの働きがあるなか、今の時期にぜひ活用したいのが気力回復作用。

なんだかやる気が出ない、そんな時にはぜひ「ベジテラピー(R)」流クレソンの冷製スープを。作り方はとってもかんたんです。

クレソンの冷製スープ

【材料 4人分】

クレソン 2束

チキンスープ 1リットル

ニンニク 1片

バジルの葉 2枚

*フランスではバジルの精油を1滴。残念ながら、日本では精油の経口は認められていません

【作り方】

1.刻んだニンニクを入れて沸かしたチキンスープに、クレソンを入れてさっと茹でる。

2.1が冷めたらバジルの葉とともにミキサーにかけてなめらかにし、塩コショウで味を整える。

バジルには強壮作用、沈んだ心を高揚させる働きがあるといわれていて、クレソンとの相乗効果は抜群! 温かくしていただいてももちろんOKです。

マイロハス読者への割引ありのセミナー

フランス流フィトテラピーから生まれた、いちばん身近な植物活用法「ベジテラピー(R)」を、ホテルの優雅な空間でじっくり学べるセミナーも開催予定。ゆったりとした空間で、美しく健康なライフスタイルのための野菜の活用法を学ぶチャンス。マイロハス読者への割引価格もあります。

ビューティーセミナー~ベジセラピー(R)~

日程 2015年5月20日(水)14時〜16時

場所 東京都港区台場1-9-1 ホテル日航東京 5F「SPA然 TOKYO」にて受付後、館内宴会場にてセミナーを実施

参加費 1名5,000円(消費税・サービス料込)

*マイロハス読者は参加費5,000円のところ、4,000円の割引価格に。

内容 セミナー、スイーツ&ハーブティー、SPA然 TOKYO入場券

予約・問い合わせ SPA然 TOKYO ☎︎03-5500-5520

vegetable via Shutterstock

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