人、人、人で混雑する鎌倉駅をなんとか抜けて、開店直後の「なると屋+典座」へ駆け足。鎌倉で採れた野菜をふんだんに使用した、月替わりのごはんセットめがけて。
「5月のごはん」の献立は、
・新ごぼうと新しょうがのご飯
・新にんじんの汁・胡麻豆腐
・かぶといんげんとトマトの鉢
・ほうれん草と小松菜の小鉢
「なると屋+典座」の、5月のごはん。器はひとりずつ違っています。
器が空になっていくのがもったいなくて、ひと口ずつ大事に、よく噛みよく味わっていただきました。それから、料理はもちろん器選びもすばらしいなると屋さんでは、器の色合いや手触りを愛でるのも楽しみのひとつ。
食後は、甘いものを中心に数軒の店を巡り買いものをしてから、鎌倉市農協連即売所を目指します。
この日、「そうだ、鎌倉へ行こう」と思ったのも、4月末に鎌倉市農協連即売所内にオープンした、「LONG TRUK FOODS」の2号店・「LONG TRUK FOODS DAILY」で販売する、お菓子研究家・福田里香さんがつくる「オーガニックマイヤーレモンのオーブンベイクド・ママレード」を求めるため。それまで品切れていたのが「ちょうどさっき入荷したところ」で、無事に里香さんのママレードを手にできました。
鎌倉市農協連即売所内にオープンした「LONG TRUK FOODS DAILY」。
惣菜、瓶詰め、甘いもの、暮らしの雑貨が並ぶ、スタンド式のデリカテッセン。
試食は紙のカップと木のフォークで。
福田里香さんの「オーガニックマイヤーレモンのオーブンベイクド・ママレード」。
ラッピング名人でパッケージマニアの里香さんらしい、ラベルの文字とリボン。
きのこの香りがふわりと漂う「マッシュルームドレッシング」。
お弁当に入れる生春巻きの味付けに使っています。
コーヒースタンドでお茶をしたり、「モリカゲシャツキョウト かまくら出張所」で京都メイドのおいしいものを眺めたり、その後もぶらぶら町あるき。最後に「もやい工藝」で、小鹿田焼の碗を求めて、鎌倉をあとに。
手仕事を扱う「もやい工藝」。屋根の上に注目を。口を開けたシーサーが。
小鹿田焼の碗。和食にも洋食にも。惣菜、汁物、カフェ・オレにと、万能です。
翌朝は、小鹿田焼の碗で、里香さんのママレードがけヨーグルトを。濃厚だけれど後味が優しく、瓶の中身はみるみると、口からお腹へと吸い込まれていきました。