休暇が長く、ゆったりとした旅をすることで知られるヨーロピアン。2週間から1か月ほどかけてのんびりと楽しむのが彼ら流です。それだけ休暇が長いと旅の荷物もさぞかし多いのだろうと思いきや、それが意外とそうでもありません。
いかに荷物の無駄(重さ、量)を減らし、荷物にまつわるさまざまなリスクを避けるか、という点は彼らにとっても重大なテーマで、そこにはいろいろな知恵と工夫があるようです。そこで、ドイツの女性向けサイト「brigitte.de」より、今すぐ使えるパッキング術をいくつか抜粋してご紹介しましょう。
・準備
荷造りの時間をしっかり確保すること。出発当日ではなく、前日までに「持っていくものリスト」を片手に確実に詰めましょう。・
・天気の確認
目的地の天気予報も要チェック。仮に30度越えの晴天だと確信していても、天気のおかげで旅の予定が狂うこともあるということを忘れずに。
・重いものは下に
重さのある靴や大きな化粧ポーチなどはスーツケースの下の方に詰めるようにしましょう。そうすることで、スーツケースを引いて歩くとき、重いものがほかの荷物を下へ押しやるのを避けられます。
・シャンプーの悲劇を防いで
シャンプーやボディソープ、その他の化粧品といった、液体が容器から漏れる可能性があるものはジッパー付プラスチック袋に入れましょう。他のものが汚れたり濡れたりするのを防げます。
・たたまず巻く
Tシャツ、軽めのセーター、綿素材の洋服はくるっと巻いて、スーツケースの隙間やへりを埋めるよう詰めましょう。薄手のTシャツは何枚か重ねて巻いても。
・壊れやすいものにはクッション
サングラスや小さなアクセサリーなどもろいものは、クッション性のあるもので巻いてやることで旅のあいだのリスクから守りましょう。
・水着を忘れるべからず
たとえビーチリゾートへの旅でなくても、水着はいつも忘れずに。いつなんどき必要になるかはわからないものです(仕事の出張でも夜時間ができて、ホテルのプールでちょっと泳いでリラックスする時間が取れたりすることも)。
(brigitte.deより引用)
最後の水着のくだりは少し荷物は増えるものの、意外とその通りかも。シティ観光のつもりでも、現地に着いてから水着必須の素敵なスパ施設や、露天風呂を見つけたりすることもあり、筆者も水着を持ってこなかったことを後悔したことが何度かあります。
どの項目も当たり前のようですが、焦って準備するとおざなりになりがち。多少めんどうでも計画的に準備し、ひとつひとつ賢くていねいにパッキング。それが、旅をより快適なものにする秘訣なのだと思います。
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