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GWに訪れたい。ローズの花々で染まった老舗デパート

2015/04/17 23:00 投稿

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日本の春は桜の淡いピンク色に包まれ、なんとも心をホッとさせる風情をたたえてくれるものです。いっぽう、パリでは今年に限り、ピンク・トーンの花々が咲き誇るスポットがお目見えしました。 「プランタン・オスマン」がローズカラーに衣替え

こちらは日本でも馴染みの深い、オペラ界隈のプランタン・オスマンです。1865年、ナポレオン3世時代に創業して以来、パリを代表するデパートとして人びとに最新の商品を提供し続けてきました。1868年には既に通信販売を開始し、パリ遠方での購入を実現させるなど、時代の先を常にリードしてきた存在でもあります。

そんなプランタン・オスマンが、今年誕生150周年を記念して、春らしく美しい彩りの花々が咲き誇る衣装をまといました。目の前を通り過ぎると、直径5メートルもの大輪のバラの花々と、ファサードを一面に覆いつくす見事なローズカラーのフラワーモチーフに、思わず息をのみ、立ち止まってしまいます。こちらのファサードには、バラの他にも、桜、あじさいなど、計5500本以上もの花々が施されています。

マスコットやショーウィンドウにも注目

150周年を記念して、髪に花を飾った可愛いマスコットの「ローズ」も誕生しました。

これは、世界でも「キャラクターデザイン」分野でその名が知られる、日本人デザイナー・吉井宏氏によるデザインです。ファサードや入り口、店内でも、その愛らしい姿に触れることができます。

また、ショーウィンドウのデコレーションも圧巻で、アートの展示会を見ているような気分になります。アメリカのミア・パールマン、ベルリンのサラ・イレンベルガー、ミラノのカルノフスキーなど、世界中の著名なアーティスト、11人を招き、それぞれが幻想的な世界観を表現しています。

今回の150周年を記念して、プランタン・オスマンにあるメゾンブランドなどが、特別にアニバーサリー・コレクションを作っています。Maria Luisaをはじめ、Dolce & GabbaneやAlverta Ferreti、Antil Batikなどからアニバーサリー・コレクションが登場。店内のあちこちで、華やかな花々に彩られたスポットがお目見えしています。

また、自然由来成分でできたネイル「キュア・バザー(Kure VAZAAR)」(1個18ユーロ)にも、特別に花柄モチーフが施された容器デザインが登場。

プランタン・オスマンの華やかなローズのデコレーションは、6月20日まで実施中。GWにかけてパリを訪れる予定の方は、お土産に限定のアニバーサリー商品を購入できるチャンスです。

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