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GWのおでかけに富士山茶屋へ。甲斐みのり「コンフォート雑貨のある暮らし」

2015/04/16 23:30 投稿

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花が咲き、緑が芽吹く新たな季節になりました。桜ははもちろん、春には花を愛でたいと思うのが日本人の心。私も、2月23日(富士山の日)より甲斐みのり『電車でめぐる富士山の旅』出版記念展を開催いただいている「クレマチスの丘」へ、お花見がてらでかけてきました。 

甲斐みのり『電車でめぐる富士山の旅』出版記念展。会場は、クレマチスの丘の日本料理レストラン「tessen」内の「富士山茶屋」。写真やおみやげは、食事やお茶をせずとも入場料不要でご覧いただけます。

クレマチスの丘「ヴァンジ彫刻庭園美術館」の庭園内にあるクレマチスガーデンでは、1年を通していろいろな品種のクレマチスが花開きます。私が訪れた際には、早咲きのクレマチスとご対面。「心の美」という花言葉のとおり、気持ちの奥底にまで伝わる美しさ。日本クレマチス協会の理事であり、「NHK趣味の園芸」で活躍されている金子明人先生の指導で植栽されたクレマチスの他にも、たくさんの花々が庭園を彩ります。

クレマチスの丘にある「IZU PHOTO MUSEUM」では、7月5日まで「富士定景~富士山イメージの型~」展が開催されています。観光、登山、印、博覧会、プロパガンダ、気象......さまざまな視点で切り取られた富士山の写真は、ときに美しく、ときにチャーミングで、ときに神のようであり、花と同じく私たち日本人の心をとらえます。

富士山みやげとして会場で販売していた、美術作家・川上和歌子さんがつくる、富士山だるま。

そんな「富士定景~富士山イメージの型~」展にあわせて、園内にある「富士山茶屋」で、甲斐みのり『電車でめぐる富士山の旅』出版記念展を催しいただけることに。

富士山をモチーフとしたプロダクトデザインで知られる、池ヶ谷知宏さんデザインの富士山ハンカチ。会場で販売中。

富士山のお膝元・静岡県富士宮市に生まれ育った自分だからこその視点で、避暑地の面影が残る御殿場、浅間大社への門前町である富士宮、富士山信仰の拠点の富士吉田、富士山と駿河湾の景勝が望める清水の地を巡り、写真家・吉次史成さんに撮影いただいた写真を展示しています。さらには会場で、富士山にまつわるお土産の販売や、富士山のかたちのケーキや和菓子をお召し上がりいただけます。

甲斐みのり『電車でめぐる富士山の旅』出版記念展期間中、「富士山茶屋」での特別メニュー。富士山ケーキ。他にも、富士山マドレーヌや、富士山羊羹があります。

池ヶ谷知宏さんが以前、ワークショップ用に作成した「富士山虫眼鏡」ごしにのぞく会場。

池ヶ谷知宏さんによる「おみふじ」(おみくじ)をひくことができます。おみふじは、紐に結ぶと富士山の形が現れます。

富士山アイスキャンディーの写真の上には、富士山型の光が。

会期は5月10日まで。GWのおでかけ先候補に、ぜひクレマチスの丘を。子どもからご年配の方まで、楽しんでいただけます。

[甲斐みのり『電車でめぐる富士山の旅』出版記念展]

会期:2015年2月23日(月・富士山の日)~5月10日(日)

定休日:水曜日(休日の場合は翌日休)

会場:富士山茶屋(静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1 日本料理 tessen 1F)

写真/吉次史成

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