新鮮な旬の食材を食べることは何にも勝る贅沢です。4月に最も美味しくなる食材を、米大手ヘルスフードマーケットWhole Foodsの生産コーディネーターであるChris Romanoさんが紹介していました。
アスパラガスは太いものを?春はアスパラガスの季節、4月はその芽を摘む絶好の時です。(中略)太いものを選びましょう、とRomeoさんは言います。「多くの人は細いアスパラガスを選びがちですが、細いものはかたいのです」と言います。「太いもののほうがより繊維質です」
(「Time」より引用)
春になってスーパーで 新鮮なアスパラガスを目にする機会が増えました。細身のほうが柔らかいと思っていましたが、太いほうが美味しいとは意外でした。この時期のアスパラガスはほんのりとした甘みがあり、蒸して塩をつけるだけでとても美味しいです。
アーティチョークは1年で最も肉厚
「アーティチョークは年間を通して目にしますが、この時期が最も食べるのに適しています」とRomanoさんは言います。「今出回っているものが一年で最も肉厚で、一番大きなハーツを持っています」。缶詰のものを買うこともできますが、この時期は新鮮なものを買いましょう。
(「Time」より引用)
日本ではあまり馴染みがないアーティチョークですが、新鮮なものが手に入ったら丸ごと蒸してみてください。果肉がつまったハーツはもちろん、硬い葉の部分も歯でしごいて食べることができます。
味の濃いイチゴRomeoさんによると、4月からの数週間、一年の中でも最も味の良いイチゴがスーパーに並ぶそうです。
メキシコ産ブラックベリーまた、ブラックベリーは夏のベリーですが、4月からスーパーに並ぶメキシコ産のブラックベリーは要チェックとのこと。
同じ野菜や果物でも産地によって旬の時期が異なります。ニューヨークでは地元で栽培されたもののほか、メキシコやカリフォルニアで栽培された商品が多く売られています。できるだけ地元で採れた食材を取り入れたいものですが、商品によっては別の地域で栽培されたものしか手に入らなかったり、時期によって味が良く値段も安い場合があります。
ファーマーズマーケットに行けば地元で採れた旬の食材を手にすることができますし、生産者に美味しい食べ方や、これから店先に並ぶ食材などを教えてもらうこともできますね。
旬の食材は、味が良いのはもちろん、十分に熟し食べごろをむかえてから摘まれるので栄養価も高くなるそう。さらに品種改良や農薬の使用なども最低限で生産することができ、値段も押さえられるという環境面や経済面での利点もあります。
4月に旬をむかえる食材のヘルシーで新鮮な美味しさ、さっそく楽しみたいと思います。
[Time]
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