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アメリカ式「ひと目惚れ」テクで恋に落ちた女性の話

2015/04/07 00:00 投稿

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30歳をすぎると恋愛に慎重になり、会った瞬間に相手を好きになることはまれかもしれません。「ひと目ぼれ」は、自由な恋愛を謳歌する若い人の特権のようでもあります。

しかし、ひと目惚れからはじまる恋はより長くつづくと言われています。もし相手に「ひと目ぼれ」してしまう方法があるとしたら、試してみたいと思いますか?

アメリカ式「ひと目惚れ」テクニック

ことの発端は「Newyork Times」に寄せられたエッセイ。ひと目惚れについてのこの寄稿が全米で大きな反響を呼びました。

エッセイを書いたのはマンディー・レン・カトロンさんという女性で、20年まえに心理学者のアーサー・アロンさんがおこなった「ひと目惚れ」する方法を自分で試してみて、男性と恋に落ちたといいます。

その実験とは、3つのブロックにわかれた36の個人的な質問に見知らぬ相手と2人で答えあい、最後に4分間瞳を食い入るようにじっと相手と見つめあうというもの。するとどうやらペアになった相手にひとめぼれしてしまうらしく、見知らぬ者同士でさえ恋に落ちてしまうのだとか。

質問の内容は下記のようなもので、数を経るごとにパーソナルな内容へとシフトしていくことがわかります。

1、もし世界中のだれかをディナーに呼べるとしたら、だれを招待しますか?

2、有名になりたいですか? どんな方法で?

(中略)

15、いままでの人生で達成したいちばん大きなことは?

(中略)

17、いちばん大切な思い出は?

(「Newyork Times」より引用)

かつてこの実験により、6か月後には結婚したカップルもあるそうですから、相性よりもきっかけが重要なのかもしれません。

恋愛のきっかけは「自己開示」

こと細かい質問にくわしく答えていくことで、自分という人間がなにを考えているのかをさらけ出してしまうことになります。そして4分間見つめ合う。そんなに長い間見つめられると特別な感情を抱いてしまうのかもしれません。

この実験をやってみた総括をカトロンさんはこう語ります。

人と親密になるためのカギは、継続的、段階的におたがいの自己開示をしていくことにあります。

(「Newyork Times」より引用)

つまり、恋愛のきっかけをつくるのは「自己開示」。恋に落ちるヒントが見えてきました。

Newyork Times

photo by Thinkstock/Getty Images

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