4月4日は、めずらしいことに桜のシーズンの皆既月食です。つぎに桜の時期に皆既月食が起きるのは、17年先の2032年なのだとか。
夜桜と皆既月食を同時に楽しめる土曜の夜という絶好のタイミングを利用した、「月食花見」はいかがでしょうか。
土曜の夜に楽しむ夜桜と皆既月食東京では南東の方角にあらわれるという4月4日の皆既月食。国立天文台によると、タイムテーブルはこのようになっています。
部分食の始め 19時15.4分
皆既食の始め 20時54.2分
食の最大 21時00.2分(1.005)
皆既食の終わり 21時06.4分
部分食の終わり 22時45.1分国立天文台公式サイトより引用
今回は日本全国で見ることができるとはいえ、皆既月食となっている時間はわずか12分間。短いので、前もって見やすい場所をしらべておきたいものです。
おすすめスポットは隅田公園、北の丸公園「tenki.jp ラボ」 では実際にスタッフが現場に出向き、4月4日の皆既月食が起こる方角や高さを鑑み、夜桜と皆既月食が同時に楽しめると考えるスポットを選定してくれていました。
おすすめの月食花見鑑賞スポットは、首都圏エリアでは隅田公園、北の丸公園。そのほか京都の嵐山公園、名古屋の名城公園北園、福岡の舞鶴公園もおすすめだとか。
月食といえば赤銅色ですが、月縁が淡い青空色(ターコイズ色)となる「ターコイズフリンジ」現象が近年話題となっています。今回の皆既月食ではみることができるのでしょうか? そんなところも楽しみにしたいですね。
[国立天文台, tenki.jp ラボ]
sakura via Shutterstock