30年で3万人の肥満治療をしたという肥満の専門医・左藤桂子さんの著書『痩せる寝方』(左籐桂子著/大和書房)によると、しっかり眠るだけで300キロカロリーもの脂肪を消費することができるのだというからビックリです。
寝ているだけでやせる理由は成長ホルモンにありその理由は「成長ホルモン」にあるのだとか。
私たちが寝ている間に成長ホルモンが分泌されることで、体内の脂肪が燃えることがわかっています。とくに運動をしていないのにも関わらず、寝ているだけで体内で脂肪が燃焼しているのは成長ホルモンの存在があるからなのです。
(『痩せる寝方』P27より引用)
さらにしっかりと眠ることでアンチエイジングの効果も期待できるとも。肌細胞をはじめ全身の細胞はつねに新陳代謝を繰り返しており、そのはたらきをサポートしているのが成長ホルモンなのです。
「3−3−7睡眠法」でラクしてスリムに、キレイになる成長ホルモンの分泌のため、左藤さんが著書で提唱しているのが、「3−3−7睡眠法」と呼ばれるもの。
「3」......夜中の3時には眠っていること
「3」......最初の3時間は中断しないこと
「7」......トータルの睡眠時間は7時間を目指すこと
(『痩せる寝方』P41より引用)
これを心がけるだけでしっかり疲れが取れるのはもちろん、ダイエットやエイジングケアも期待できるそう。つい、おざなりにしがちな睡眠ですが、もっと大事にしたいと改めて思います。
[痩せる寝方]
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